AMAスーパークロス事件簿|大荒れイーライ・トマック自滅の瞬間2選

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2017 AMAスーパークロス 第16戦 イーストラザフォード、最終戦ラスベガス含めてタイトル争いも残り2戦。AMAスーパークロスでは自身初の単独ポイントリーダーに浮上し挑んだイーライ・トマック(カワサキ)でしたが、まさかのミス連発の大荒れで8位フィニッシュ…

 

大注目!残り2戦|2017 AMAスーパークロス 3点差のチャンピオン争い

重要なポイントランキング上では、3点差のポイントリーダーで挑んだ一戦でしたがレース終了後には、ポイントリーダー再浮上のライアン・ダンジー(KTM)相手に逆に「9点差」ビハインドのランキング2位に後退。

 

いったいトマックに何があったのか?

 

@ F S 1

 

最初のミスはレース序盤の攻防戦でダンジー等をパスしトップ浮上後のミス。なんでもないようなコーナーでしたがフロントのトラクションを失いバランス崩し転倒。

 

二回目の大きなミスはチームメイトのジョシュ・グラント(カワサキ)を前にペースが上がらない中、トリプルジャンプ踏み切りでクロスラットとなり急減速、二個目のジャンプにケースしてのエンスト、コースアウト。

 

オンライン中継観戦していてもヒートレース時からこのレースまでの他を圧倒する絶好調時のキレは見られなかったのですが、やはりポイントリーダーのプレッシャーなのでしょうか?

 

トップ走行時の転倒は単純なミスであったとしても、二回目のミスも含めてそれに至るまでの追い上げでもバタバタしたライディングで集中力を乱しているのが容易に想像出来るほどでした。

 

 

トマック、今季中盤戦以降の絶好時からは想像し難いのですが、これまでのレースキャリアでもプレッシャーや自らのミスで集中力を乱し、信じられないような展開で大きく順位を落とすケースが何度か見られたライダー。

 

タイトル争う上である意味、最終戦よりも大事かもしれない一戦で、AMA史上最も安定したチャンピオンのダンジーを相手に一番してはいけないレースをしてしまったトマック。改めてメンタルの不安定さを露呈してしまう結果に。

 

最終戦ラスベガスでのトマック再逆転タイトル獲得のシナリオとしては優勝は最低条件。トマック優勝、ダンジー5位なら同点ポイントも優勝回数でトマックタイトル獲得へ。KTM勢、ハスクバーナ勢の援護を受けられるダンジー相手にかなり不利な状況。起こせるかミラクル?

 

 

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