ヤバすぎるスキル:AMAケン・ロクスン激烈パッシングシーン厳選 3選!
2016 AMAモトクロス 450MXクラス Rd.4 終了時点で、8レース中 7勝を挙げ、現在ポイントリーダーのケン・ロクスン(スズキ)。ディフェンディングチャンピオンのライアン・ダンジー(KTM)が背骨負傷の為、シリーズ欠場中ということもあり、現在ポイントランキング2位のイーライ・トマック(カワサキ)に対して41点のリードを築いています。
ここまで唯一の勝利を逃したレースもグレンヘレンでのサスペンショントラブルによる、1レースのみ。圧倒的な強さとスピードです。
その好調ロクスンの持ち味でもある、スムースかつ、アグレッシブなバトルでの仕掛け、パッシングシーンをまとめました。これがロクスンの凄さです。エンジョイ!
ダンジー相手に臆すことなく、連続スクラブでマシンをイン側へねじ込んでいきます。手前のコーナーアウト側のライン取り含め、ロクスンの絶対の自信によるものと、それを可能にさせた順調なマシンセッティングも感じさせます。ダンジーの怖さを一番知っているだけに、パスした後のスパートもお見事!
Rd.3 サンダーバレーのモト2、レース序盤でトレイ・カナード(ホンダ)とコール・シーリー(ホンダ)の二人を一気にパスしてトップに浮上するシーン。ワダチが多く、ライン取りが勝負を左右するシーンが多く見られた一戦。イン側のラインを選択するカナードやシーリーに対して、ロクスンは積極的にアウト側のラインを選択し、リズムよく、スピードに乗せたライディングで次々とパス。アウト側からのパスは、ライダーからするとスピードに自信が無かったり、一瞬の判断に迷いが生じてしまうとリスキーな場面となることも。
このパッシングは4周目の出来事。レース序盤の段階でカナードやシーリーというトップライダーを相手にし、ここまで積極的に仕掛けられる今季ロクスンの好調さは凄まじく高次元と言えるでしょう。マシンセッティングに苦しめられたスーパークロスシーズン前半戦とは別人のようなライディング。自信に満ち溢れています。素晴らしい!
上記ビデオ、ロクスンの素晴らしいスキルの数々でもありますが、モトクロスレースの教科書・お手本のようなパッシングシーンとも言える、まとめでした。
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