Gモト|Life in Speed「D.I.D」大同工業株式会社 田中葵

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今回のLife in Speedは・・・「気になってたでしょ!」というGモト目線でお届けします。第3戦「21Groupカップ 東福寺保雄記念」の会場で、大同工業株式会社の田中葵さん(たなかあおい)にお話を伺いました。

私がいつから気になっていたかというと・・・昨年の下田丈選手が凱旋レースを果たした「2024年全日本モトクロス選手権 第7戦 TOKIO INKARAMI Super Motocross」の会場で、行われた全日本モトクロス選手権の冠スポンサーであるD.I.Dブースにて、下田選手のサイン会から。私も取材でその場に伺ったのですが・・・その際、ブース内にとても印象的な女性がいらっしゃったんです。「下田選手のサイン会だから、モデルさんを呼んだのかな?」なんて話していたのを覚えています。

そして迎えた2025年シーズン。下田選手が不在の大会でもD.I.Dさんのブースには「またあの印象的な女性の姿が!」お話を伺ってみると、モデルさんではなく、なんとD.I.Dを展開する大同工業株式会社の社員さんとの事!これはお話を伺わなくては。と思い早速取材をさせていただきました。

 

Gモト:大同工業株式会社に入社したキッカケは?

田中葵:私はもともとバイクが大好きで、ツーリングに行ったり、趣味でミニバイクレースもやっているんです。就職活動の際に「せっかくなら自分の好きなバイクに関わる仕事がしたいな」と思って、愛車に使われている部品やパーツのメーカーを中心に受けていきました。その中で、私のバイクにはD.I.Dのチェーン。実際に面接を受けてみたところ、会社の雰囲気や条件も自分にぴったりで、しかも大阪出身の私にとって、レースイベントなどを担当する部署が大阪にあるというのも魅力でした。「自宅から通えるし、好きなバイクの世界にも関われる!」と思い、入社を決めました。

 

Gモト:趣味のミニバイクレースではどのような活動をされていますか?

田中葵:ミニバイクレースは、主に関西エリアのサーキットで走っています。モトクロスファンの方にも馴染みのある名阪スポーツランドをはじめ、堺カートランド、近畿スポーツランド、スポーツランド生駒など、さまざまなコースでレースに参加しています。出場しているのはNSR50を使用した「M12クラス」で、ノーマルに近い仕様のマシンで競うカテゴリーです。昨年は全国大会にも出場し、6位入賞という結果を残すことができました。

Gモト:レースの楽しいところは?
田中葵:一見シンプルに見えて、すごく奥が深いところですね。全てのバイクに言える事だと思うんですが、毎週走るたびに新しい発見があって、同じコースでも毎回違う課題が見えてきます。サーキットは結果がタイムとしてハッキリ出るので「そこを0.1秒でも速く走れるように」という気持ちで走るのが本当に楽しいんです。

Gモト:田中さんにとって、趣味のバイクはどんな存在ですか?

田中葵:バイクの趣味は、「人生で一番出会えて良かったもの」だと思っています。
私の家族や親戚にはバイクに乗る人が誰もいなくて、私が最初だったんです。だから最初はすごく反対されました。でも、その中でこの趣味に出会えて、本当に人生がハッピーになったんです。バイクがあるから仕事も頑張れるし、充実しています。

 

Gモト:田中さんのD.I.Dでのお仕事は?

田中葵:私は営業職として入社し、現在は大阪営業所で勤務しています。業務は大きく分けて補修部品の営業とOEM(メーカー向け)営業がありますが、その中でも私は国内の補修業務と海外のOEM業務を担当しています。国内業務では、二輪用品店様やバイクショップ様を訪問して営業活動を行うほか、レースやイベント、モーターサイクルショーなどへの出展も担当しています。海外業務では、ブラジルを担当しており、現地の弊社拠点との連携し製品の展開やサポートを行っています。

 

Gモト:田中さんから見た下田丈選手は?

田中葵:昨年、初めてこのD.I.Dブースでお会いしたんですけど、初めて見た時に「うわ!」この人があんなライディングするんだ。という「すごいギャップ」に驚きました。

Gモト:下田丈選手の「カッコイイ」ところは?
田中葵:カッコイイと思うところ・・・やっぱり、下田丈選手の「カッコよさ」は、何よりもその高いスポーツマンシップにあると思います。海外のレースでは、感情的になって荒々しい走りをする選手も少なくない印象ですが、下田選手の走りからは、常に冷静でフェアな姿勢が伝わってきます。どんなに激しいバトルの中でも、相手をリスペクトしながら自分の走りを貫く姿勢は、見ていて気持ちがいいし、心から応援したくなります。勝ち負け以上に、競技者としての品格を感じさせてくれるところが、本当にカッコいいです。

Gモト:ライダー田中葵から見た下田丈選手は?
田中葵:下田丈選手は、私にとってとても大きな存在です。ロードレースとモトクロスはカテゴリーこそ違いますが、バイクに乗る者として、彼の走りには誰もが「すごい」と感じるはずです。ジャンルを超えて尊敬される存在であり、私自身も心からリスペクトしています。

 

Gモト:レースファンの皆さんにメッセージをお願いします。
田中葵:大同工業株式会社、D.I.Dはチェーンで有名だと思うのですが、実は「アルミリム」もやっていたり「鉄リム」もやっていたり、最近では「ハンドル」なども純正に採用されています。是非お近くのバイクパーツを見てみてください!製品に関するご質問、ご相談もお受けしています。ぜひD.I.Dブースにお立ち寄りください。

 

モデルさんかと思ったら、社員さんだった「田中葵」さん。しかも全国大会で6位に入賞するレーサー。ご自身でバイクライフを楽しまれている方がメーカーさんにいらっしゃる事は「安心感」、「親近感」が向上します。モデルさんのような華やかさ、レーサーというカッコ良さが相まったD.I.D田中葵さん、取材へのご協力ありがとうございました!

気になってたレースファンの皆さん、いかがでしたか?納得!?また「取材してきて」って声かけてくださいね。みんなで楽しくなれる「気になってたでしょ」共有しましょう!お待ちしてます。

Life in Speed – The Newsmoto

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