モトゴシップ!ケン・ロクスン、フロントフォークトラブルの真相は?
2016 AMAモトクロス450クラス、開幕から絶好調! 4レース中、3勝を挙げポイントリーダーのケン・ロクスン。
Rd.2 グレンヘレンでもディフェンディングチャンピオンのダンジーを突き放す好調ぶりは素晴らしかったのですが、モト1で珍しいフロントフォークのトラブルによりレース終盤失速。1位から4位にまで順位を落とします。
その様子は以下ビデオから…
目を疑う光景…
エアフォークの「エア」が抜けてます!
激しいアップダウンのグレンヘレンで、このフロントフォークの状態は大前転の可能性と隣合わせの危険な状態。
チームからの発表は…
近年のモータースポーツ界の常識になりつつある、詳細が明らかにされないマシントラブル数々。今回の件でも直接的原因にはリリース内で触れられていませんが、ロクスン使用のサスペンションKYBのPSFエアフォークにRCHスズキが独自で加えた「加工」部に起こったトラブルと発表され、KYBのフォークそのものに問題があったわけではないと異例の説明がされています。
症状的にはその何かしらのトラブルによって、エアフォークのエアが抜けた状態になったと見るのが正しいところでしょう。
では、そのRCHスズキの独自で行った加工とは何かというと、現在のモータースポーツシーンでは欠かせない、データ収集、解析用のセンサーが装着されているとのこと。
左側のフォーク上部に取り付けられた加工部に問題が発生したのではとの見解も。
このトラブルによるポジションダウンありながらも、ロクスンはダンジーに対して2点差で依然、ポイントリーダーの座に。まだまだシーズンは始まったばかりですが、タイトル争う重要な局面で「あのトラブル」なければ… ということにならないといいのですが…
RCHスズキ独自の加工という部分が、モヤモヤ感を引きずらせ〼
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