ヤバすぎるスキル|アントニオ・カイローリ「ホールショット劇場」2022 AMAモトクロス レイクウッド

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2021年限りで18年間のGPレースキャリアから現役引退した MXGP9冠王者アントニオ・カイローリ。引退後にも関わらず、自身の夢であったAMAモトクロスシリーズへの参戦が大きな話題を集めている中、徐々にレース勘を取り戻し、第3戦サンダーバレーでは2レース連続ホールショット獲得(第2戦ハングタウンモト2含めて、3レース連続ホールショット)!

 

 

MXGPでは、2017年からメタルメッシュ(金網)スタートが採用開始。カイローリにとっては不慣れといえるダートスタートは、AMAモトクロス参戦に際しての克服すべき課題として挙げられてきましたが、本来スタートを得意とするGP9冠王者は早速適応。

3レース連続ホールショット獲得の中でも特にそのスキルが際立った、第3戦サンダーバレー モト1(2度目)のホールショット獲得シーンを映像&連続写真でシェア。

エンジョイ!

 

@ s u p e r c r o s s l i v e

 

 

スタート&序盤のスピードに定評あるロクスンを圧倒した、36歳大ベテランのキレ感!

上り坂スタートが特徴のサンダーバレーは通常のスタートよりもライダーの好み・戦略(2コーナー勝負)により、イン側・アウト側とグリット位置が別れることも見所。好ダッシュ見せたカイローリはイン側で横並びのロクスンをしっかり牽制しながら1コーナー進入、そのままの勢いでアウト側のトマックの勢いまでも封じ込みにも成功。

一瞬のスタートではありですが、そこには勢いだけではない緻密な戦略もあるのでした。

 

 

2021 MXGP王者ジェフリー・ハーリングスのAMAモトクロス参戦の可能性が優先され、カイローリのAMAモトクロス参戦正式決定から参戦まで約1ヶ月という短い準備期間。ヨーロッパでテストを重ねていたMXGP仕様のマシンとの違い、レースモードでのトレーニング不足もありや引退後という状況も併せて、自身のAMAモトクロスでの目標を「トップ5」と語ってきましたが、AMAモトクロス参戦3戦目サンダーバレーで総合5位(5-4)獲得に成功。

現時点で公表されている第4戦ハイポイントまでのカイローリのAMAモトクロス参戦。これまでよりもヨーロッパ的要素強いハイポイントでのカイローリの活躍にこれまで以上に期待が高まります!

 

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