250SXハイライトビデオ＆リザルト雑感｜2021 AMAスーパークロス第8戦オーランド2

by SetagayaRacing · Published 2021-03-01 · Updated 2021-03-01

2021 AMAスーパークロス第8戦オーランド2。世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズ、AMAスーパークロス。東西に別れて争われる250SXクラスは、この大会でシリーズ開幕戦を迎えます。決勝ハイライトビデオ、リザルト＆ポイントランキングをシェア。

クラシックモトビデオ｜2007 AMAスーパークロス第11戦オーランド450SX決勝フルビデオ

今季初の屋根なしスタジアムでの開催となる第7, 8戦はフロリダ州シトラスボウルでのオーランドSX2連戦。シトラスボウルは地元フロリダ州のレジェンド、リッキー・カーマイケル現役最後のスーパークロス参戦（2007年）の地ということで、第7戦は2007年度のレプリカ版コースレイアウトが採用。第8戦はコースレイアウトと変更が予定されていましたが、レースインターバル期間の降雨を考慮して第7戦のレプリカコースをベースに小変更を加えたのみのコースとなりました。

エンジョイ！

【250SXイースト決勝リザルト】
1. Justin Cooper (YAM), 19 laps – 赤旗再スタートと波乱の一戦となりましたが、2度のスタート共に全ラップでクーパーが首位と完璧な勝利。開幕約1ヶ月前に足を骨折し調整不足が危惧されましたが、昨年に続き開幕戦優勝はキャリア2勝目。最大で9秒弱のリードを築いたライディングは調整不足を感じさせないスムースでリズムに乗った安定感あるライディング。スターレーシングヤマハ、ウエストでも強し！

2. Cameron Mcadoo (KAW), +04.887 – タイトル候補の一人。優勝経験はないもののキャリアベストの2位表彰台へ。昨年よりも確実にスピード、キレ、安定感が向上している印象。

3. Garrett Marchbanks (YAM), +19.080 – 昨年のデイトナSX優勝もプロサーキットカワサキを離れることとなり、プライベートチームから参戦のマーチバンクスが嬉しい表彰台。8番手から追い上げレース。プライベーターの活躍、今後も期待したいです。

4. Jalek Swoll (HUS), +22.773 – プロ2年目の下田世代。序盤3位で順位を落とすもキャリアベスト4位。ルーキーイヤーの昨年は予選落ちもありましたが、確実に成長中。

5. Hunter Lawrence (HON), +26.244 – イーストで2勝のジェット・ローレンス実兄。負傷の多いライダーで…。今年も肩の負傷から調整不足、目標はトップ5とのこと。ホンダファクトリーとしては、怪我なく得意のアウトドア開幕戦を迎えて欲しいところでしょう。アウトドアではAMA、MXGPでも優勝経験しているオーストラリア人ライダー。

6. Seth Hammaker (KAW), +28.710 – プロサーキットカワサキ新人がプロデビュー戦で6位！スーパークロス調整不足がささやかれていたルーキーでしたが、タイムドプラクティスで2番手タイムを叩き出し、ヒートレースでは首位快走シーンもサプライズ。メインレースでは接触による転倒もありましたが、9番手から順位を上げての文句のつけようのないプロデビュー戦。

7. Kyle Peters (HON), +33.566 – アリーナクロス王者が今年もイーストシリーズに参戦。スタート出遅れから追い上げ。安定感あるライディングは健在。

8. Chris Blose (GAS), +36.116
9. Robbie Wageman (YAM), +41.418
10. Jace Owen (YAM), +44.012

11. Nate Thrasher (YAM), +46.421 – スターレーシングヤマハ新人。プロフル参戦初年度＆SXデビュー戦。LCQからのメイン進出となりましたが、確実にラップを重ねての11位には満足とのこと。

12. Coty Schock (HON), +1 lap
13. Joey Crown (YAM), +1 lap
14. Ramyller Alves (KTM), +1 lap
15. Mitchell Harrison (HON), +1 lap
16. Cedric Soubeyras (GAS), +1 lap
17. Dilan Schwartz (SUZ), +1 lap
18. Stilez Robertson (HUS), +1 lap

19. Jarrett Frye (YAM), +7 laps – スターレーシングヤマハ新人。

20. Jordon Smith (KAW), +17 laps – プロサーキットカワサキのタイトル候補の一人。シーズンオフの負傷で親指にダメージを抱えたままの開幕。リタイアの原因となったフープスでの転倒は親指に力が入らずハンドルから手が離れたことによるとコメント。すでにライディングは再開しており、次戦のデイトナSXには参戦予定。安定感に難アリなライダー、開幕からリタイアは厳しいシーズンインとなりました。まずは久々の勝利が欲しいところ。

DNS Jeremy Martin (YAM) – 鎖骨骨折…。

DNS Alex Martin (YAM) –脳震盪。次戦デイトナSXには出場予定。

【250SXウエストポイントランキング 1 of 9】
1. Justin Cooper 26 points（1勝）
2. Cameron McAdoo 23
3. Garrett Marchbanks 21
4. Jalek Swoll 19
5. Hunter Lawrence 18
6. Seth Hammaker 17
7. Kyle Peters 16
8. Chris Blose 15
9. Robbie Wageman 14
10. Jace Owen 13
11. Nate Thrasher 12
12. Coty Schock 11
13. Joey Crown 10
14. Ramyller Alves 9
15. Mitchell Harrison 8
16. Cedric Soubeyras 7
17. Dilan Schwartz 6
18. Stilez Robertson 5
19. Jarrett Frye 4
20. Jordon Smith 3