【スーパークロス事件簿】ジョーイ・サバッチー大前転@ダラスSX

sr141230banner

sr160222savatgy

先日の2016AMAスーパークロスRd.7 ダラス(アーリントン)250SXウエスト、メインレースでのハプニング。ジョーイ・サバッチー(プロサーキットカワサキ)が単独ポイントリーダーで迎えた一戦。大変なことに…

 

序盤から激しくトップを争う、サバッチーとクリスチャン・クレイグ(ガイコホンダ)、その後方にはクーパー・ウェブ(スターレーシングヤマハ)でしたが…

Joey Savatgy crash at ArlingtonIt could be the “moment” that decides the Western Regional 250SX championship with two rounds remaining.

Posted by Supercross on 2016年2月22日

 

コレは… 色んな意味で痛すぎるクラッシュ…

 

サバッチー、この転倒で最後尾に。その後、追い上げも10位でフィニッシュ。ポイントリーダーの座をディフェンディングチャンピオンのウェブに明け渡してしまうのでした。しかもその差、11点差!

 

色々と議論も分かれているようで、クレイグのライン変更が強引すぎた説と、レース中の避けられなかったハプニングという説。別のビデオでも確認してみると…

 

 

クレイグもイン側に急激にラインを変更しているのですが…

 

sr160223savatgy

 

ほぼマシン1台分は前に出ているんですよね。この差は実際のライダーであれば、自分が前に出ていると感じるには充分な距離。クレイグにしたら、自分が前に出ているのでインを抑えに行くのは当然という主張につながるでしょう。特にスーパークロスであればなおさら。実際にレース後にそうコメントしています。

 

対するサバッチー。一度、スローダウンする変則的なフープスでの攻防。右前方にクレイグの姿は確認出来たと思われますが… フープスというセクションの難易度を考えると、途中でアクセルを戻したり、ライン変更は自らの転倒にも繋がるリスクがあるため、クレイグに対して勝負するという選択肢を選んだというように見受けられます。

 

ニューモト的には、どちらが「いい」「悪い」ではなく、レース中に起こりうる仕方ない接触と判断しましたが、皆さんのご意見はどうでしょうか? ウェブも危なかった…

 

 


You may also like...