450SXハイライトビデオ&リザルト雑感|2021 AMAスーパークロス 第8戦 オーランド2

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2021 AMAスーパークロス 第8戦 オーランド2、全17戦で行われるシリーズ開幕戦。最高峰プレミアクラスとなる450SXクラスの決勝ハイライトビデオ、リザルト&ポイントランキングをシェア。

 

クラシックモトビデオ|2007 AMAスーパークロス 第11戦 オーランド450SX決勝フルビデオ

今季初の屋根なしスタジアムでの開催となる第7, 8戦はフロリダ州シトラスボウルでのオーランドSX2連戦。シトラスボウルは地元フロリダ州のレジェンド、リッキー・カーマイケル現役最後のスーパークロス参戦(2007年)の地ということで、第7戦は2007年度のレプリカ版コースレイアウトが採用。第8戦はコースレイアウトと変更が予定されていましたが、レースインターバル期間の降雨を考慮して第7戦のレプリカコースをベースに小変更を加えたのみのコースとなりました。

 

エンジョイ!

 

 


 

 

【450SX 決勝リザルト
1. Cooper Webb (KTM), 25 laps – オーランドSX2連戦、2連勝! キッズ時代からのライバル、シアンサルーロに先行を許したレース前半でも焦ることなくチャンスをうかがい、首位浮上後はリードを保ちそのままチェッカーへ。ムスキャンの好調ぶりを警戒しつつ、終始安全圏内でレースが出来たとコメント。開幕から新採用エアショックのセッティングに苦労していたウェブでしたが、オーランド2連戦からスプリングショックに戻してのレースでした。次戦デイトナSXでは、どちらのリアショックを使用するのか?

2. Marvin Musquin (KTM), +03.040 – 不運が目立つ今季のムスキャンでしたが、シリーズ中盤戦に入りライディングの好調を維持。周遅れが増えたレース後半でウェブに仕掛けられるまでの距離まで迫れませんでしたが、このレースでのベストラップ記録。優勝が期待されるライダーですが、好調を維持できればロクスン対ウェブのタイトル争いに影響を与えていくことも考えられます。

3. Justin Barcia (GAS), +06.364 – レース序盤はムスキャン、以後は背後からトマック&ロクスンのプレッシャーを終始受けながらの厳しいレースながら表彰台登壇。プラクティス時のクラッシュでダメージを抱えていどんだメインレース。過去にあまり見られなかった我慢のレースはバーシアの成長&好調ぶりを改めて印象付けるハートが伝わる快走。

4. Ken Roczen (HON), +07.408 – スタート直後ほぼ最後尾からの追い上げレース。ポイントランキング上では6点差までウェブに迫られるもダメージコントロール的観点からは上出来な結果でしょう。今季ロクスンの好調の要因、好スタート決まらずの背景は、グリッド先のワダチの読み間違い。想定よりも荒れていたとのこと。とはいえ追い上げスピード、ライン取り、フィジカル等、ここまでの好調は維持。

5. Jason Anderson (HUS), +13.041 – タイムドプラクティスではトップタイム記録。指の脱臼も癒え、誕生日後のレースは今季ベストリルト。表彰台以上の活躍が期待される選手、デイトナ以降が正念場。今季、スタート決まっていないのが課題。

6. Eli Tomac (KAW), +14.252 – オーランド2連戦インターバルはフロリダに滞在せずに地元コロラドでトレーニングも結果につながらず。追い上げスピードに定評あるディフェンディングチャンピオンですが、2戦連続でレース後半にペースダウンする姿はショックすら覚える光景。好相性のデイトナSX前にタイトル争い「赤信号」とも受け取れるような深刻な状況。今季勝利あるものの一度もトマックらしい走りが見られておらず、昨年のアウトドア時と同様に「燃え尽き症候群」的な声も上がっていますが… 果たして?

7. Malcolm Stewart (YAM), +26.165 – フロリダ出身、大きなミスを繰り返すも安定したリザルトは健在。次戦デイトナSXも地元大会。一発に期待しましょう!

8. Zach Osborne (HUS), +30.623 – 前戦で今季初表彰台もプラクティス中のクラッシュで腰にダメージ…。

9. Aaron Plessinger (YAM), +32.913
10. Justin Bogle (KTM), +44.325
11. Dylan Ferrandis (YAM), +45.187
12. Dean Wilson (HUS), +46.898
13. Broc Tickle (HON), +49.174

14. Shane Mcelrath (HON), +52.530 – 今季2戦目。450での活躍が期待出来るルーキー。見守りましょう!

15. Vince Friese (HON), +1 lap – メインレース「100」スタート記録

16. Joey Savatgy (KTM), +1 lap
17. Martin Davalos (KTM), +1 lap

18. Max Anstie (SUZ), +1 lap – 開幕直前の背中の負傷から今季初SXは、2013年の250SX時代以来となる初450SXデビュー戦。MXGP優勝経験ライダーの今後の活躍に期待。

19. Benny Bloss (HON), +1 lap
20. Kyle Chisholm (YAM), +1 lap

21. Adam Cianciarulo (KAW), +11 laps転倒負傷リタイア…。

22. Tyler Bowers (KAW), +20 laps

 

 

【450SX ポイントランキング 8 of 17】
1. Ken Roczen 180 points(3勝)
2. Cooper Webb 174(3勝)- 6点ビハインドに接近!
3. Eli Tomac 149(1勝)– 残り9戦、31点ビハインド。赤信号点灯?
4. Justin Barcia 136(1勝)
5. Marvin Musquin 133
6. Malcolm Stewart 125
7. Zach Osborne 123
8. Adam Cianciarulo 120 – 鎖骨骨折
9. Aaron Plessinger 113
10. Dylan Ferrandis 109
11. Jason Anderson 100
12. Justin Brayton 86 – 肋骨のダメージで欠場
13. Joey Savatgy 84
14. Broc Tickle 62
15. Dean Wilson 57
16. Vince Friese 50
17. Martin Davalos 50
18. Justin Bogle 42
19. Kyle Chisholm 42
20. Benny Bloss 40

 

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