Gモト|2025 全日本モトクロス選手権 第4戦 中国大会「PADDOCK WALK」

レース前日設営日から「カメラ片手に」パドックをブラブラ歩き、ヒラメキと直感でテーマを決めるパドックウォーク。第4戦からは目線を新たにパドックを歩いてみよう!とブラブラ歩いてみました。
5シーズン目のGモトパドックウォーク、過去記事を振り返り読んでみれば・・・変わり映えない。パドックウォークを中心に考えてスタートしたGモト、まだまだ極めてませんね。ここで思考を変えて新鮮な気持ちでパドックウォークしてレースファンの皆さんと全日本を楽しめたらなって思います。

今シーズンは第4戦中国大会の取材を予定していなかったんですが、ダンロップ笠井さんが来るというので予定を変更して広島へ。今回は移動手段として飛行機ではなく行きも帰りも「夜行バス」で行ってきました。東京八重洲バスターミナルから広島駅まで13時間のバス移動は、考えていたよりもあっという間でコストパフォーマンスも良いしぐっすり寝れて疲れも取れました。

事前に見ていたタイムスケジュールには金曜日、9時頃にファクトリーやレーシングサービスのゲートオープンと記載されていたので、やる気満々で10時に現地入り。着いてみたら、パドックは寂しい感じで暫しぼーっとしちゃいました。最近はのんびりなのかなぁ。全日本金曜日だからこその楽しさが減ってるのは寂しいななんて考えていたら、アライヘルメットさんは準備万端でした。なんかこの感じが良い。パドックに緑があるって癒されます。



アライヘルメットレーシングサービス鈴木氏(元全日本カート選手権チャンピオン)が、翌日の雨予報に備え「ヘルメット用ティアオフ」を準備中でした。アライヘルメットレーシングサービスは、サポートライダーだけではなく、そのレースに参戦している全てのアライヘルメットユーザーに対応してくれます。困った際は相談に行ってみてくださいね!

やっと撮影できました。アライヘルメットレーシングサービス山本氏のキメ顔写真。笑
私の不機嫌な表情をいつも抑えらていたので、してやったり。笑

この赤バージョン進化してる!ホンダのウイングマークが追加されてます。ぜひ販売してほしい。

Mika metals(ミカメタルズ) の国内販売を手掛けるアシタプランニングMXの山上氏。毎戦、本格的なキッチンを持ち込んで自炊されています。朝食には山上氏の地元、船橋名産「しじみ」味噌汁が出てきます。前戦、関東大会が全日本初取材だったGモトクルー齋藤はビックリしてました。これも全日本の醍醐味ですね。山上氏、良い表情してます。


第2戦、第3戦をスケジュールの都合で欠場していた、BRIAN HSU選手(Auto Brothers)が第4戦中国大会から復活。今回もヒート2で、ぶっちぎり優勝。ペイントマジックヤマちゃんと共作しプリントを担当させていただいたジャージが優勝。という事で私達もIA2クラス3勝目。非常に嬉しい!
ちなみにこのバイク「2022年モデル」とお聞きしました。どうした? 全日本ライダー? 気合い入れ直さないと勝てないんじゃないか? しかも事前テスト、事前練習してないよ。

「競技車両運搬車制作」。とってもレーシング!




楽しい事を「様々な視点」で仕掛けてくるダートフリークさん。全盛期から下降している全日本モトクロス。全盛期以上に盛り上がる中部地方のモトクロスにはダートフリークさんのパワーの賜物。本当に素晴らしい取り組みだと感じます!
関東も追いつけ追い越せですね。

ラブリー!!!

天候が回復した日曜日。6時ちょっと過ぎにコースに到着。ブラブラ歩き始めたらホンダモーターサイクルジャパンさんが、すでに準備中でした。早い!



素敵なモニター映像もあってとっても楽しそう!そしてスタッフさんも若い人が多くて雰囲気が良い!!
ホンダさん「バイクが好きだ」なんていうキャッチコピーもありましたね。まさにそんな雰囲気です。

HONDA/HRC/CRF/Snap-on

ワイヤリング。CRFユーザーの皆さん参考になれば。どうしてワイヤリングするのか?レース会場できて聞いてみては。リアルタイムに会場で観戦するとレースだけじゃない情報がたくさんありますよ!

ホールショットデバイス装着者にはマストアイテム。確かダートフリークさんにもこういうアイテムあったと思います。

日曜日、朝のミーティング風景。やっぱりHRCはかっこいい。

レーシング。

大倉選手を担当する中川メカのトルクレンチ各種。

大倉車のハンドルポスト周り。近年、モトクロッサーの電子化は急速に進んでますよね。

キュート。

横山車のサブフレーム。シート高を下げる加工がされています。

リアブレーキペダルも底上げ。

サブフレームでシート高を下げているので、エキパイ、サイレンサーの角度も変わっているはず。メーカーチームならではの加工。

レース後ライダーがクールダウンする為のプール。日曜日は陽も出て蒸し暑くなりました。ライダーの健康を守る大切なアイテム。

今大会では「2st125」クラスも開催されていました。土曜日、ナイスな2ストサウンドがコース中で響いていました。その中で見慣れたライディング・・・と思ったら、全日本LMXクラスでも優勝経験もある「濵村いぶき」選手(TSKレーシング)を発見。現在はLMXクラスに参戦されていませんが、復活して欲しいライダーのお一人です!

D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2025第4戦 中国大会の会場「世羅グリーンパーク弘楽園」。歴史ある日本屈指のハイスピードマウンテンコース。

広島といえば「KYB LAMSON JUMP」ですよね!ジャンプの高さ、飛距離どれをとっても見応えのあるジャンプ。どうしてラムソンジャンプなのか?それは1996年、全日本モトクロスにスポット参戦したアメリカ人ライダー「スティーブ・ブラムソン」選手が初めて飛んだから「ラムソンジャンプ」。当時、私も現役ライダーとしてIA125ccクラスに参戦中だったので、リアルタイムでその衝撃的なシーンを目の前で見せつけられました。
当時はジャンプの飛び出し角度も緩く「1つずつ飛ぶ」のが通常で、現在のように飛びやすい斜面ではありませんでした。当時、スティーブ・ラムソン選手が飛ぶ姿を見て「すごいな」という話に対し、スティーブ・ラムソン選手は「ダブルジャンプでしょ」とコメントしたという話を聞いた事があります。約30年後の現在でも会場の名物として現存するジャンプはKYB LAMSON JUMPだけではないでしょうか。

ジャンプ飛び出し上から。

ジャンプ飛び出し下から。今回は1本ラインにならず空中バトルがたくさん見れましたね!

ジャンプ飛び出し横から。

着地から。20メートル以上飛んでます。

着地から高速な下り。この1区間だけでも、ハイスピードの速度域でライダー達の高度なテクニックが多用されています。


Gモトでは「清楚な姉」と呼ばせていただいている「神田橋 芽」選手(Team GANZ with ZEKURA)が久しぶりに参戦。全日本LMXでの最高ランキングは7位。現在とは違い、激戦クラスだった当時のランキング7位。今回もマディの予選でさらっと8位通過、経験たっぷりな良い走りでした。継続して走って欲しいな。

次世代メカ!サインボードのコメントが愛情たっぷり!

超スーパー新人類。今岡駿太。IA2ゼッケン35番。頑張れ!

効果覿面だそうです。

チーム沖縄!!ペイントマジックヤマさんが応援するチーム沖縄。ヤマさんのハイエースに、5人プラス荷物満載で参戦。パドックは懐かしいあの日のような光景満載。所属チームに関係なく乗り合いで遠征していた当時を思い出しました。
IBOPに参戦している、ゼッケン7番「原國翼」選手(TWISTER Racing with YSP京葉)は決勝ヒート1でIB初表彰台3位を獲得!しっかり結果も残しました。おめでとうございます!ちなみに写真1番右で顔を作ってるライダーはIA2クラスに参戦する「上原巧」選手(ACシマダwithHCM)。1991年IA125クラスチャンピオン荻島忠雄氏の愛弟子で、株式会社オギシマの敏腕職人です。9月の近畿大会もこの5人プラス荷物満載で参戦予定!頑張る若者に熱い声援をお願いします!!

なるほど!

パドックウォーク最多出場、「情熱の姉」2015年全日本LMXクラスチャンピオン安原さや。あの頃は・・・あんなに可愛くて・・・だったのにな。さや。しばらく会えないのが寂しいな。

レース直前のプロの技!

元IAで大活躍されたSHOWA岡田氏。ドライバーでセッティング中「1 2 3 4 5 6 7 8 」と真剣に」クリック数を数えてます。この気持ちわかりますよね!なので遠くから撮影しました。

80年代90年代に関東のキッズ達、全員が憧れた「東福寺レーシング」。当時の愛弟子達が会場に来てサポートされています。まさに東福寺レーシングのDNA。

広島で改めて再確認。第3戦での田中淳也選手初優勝インタビューにウチの副車検長が映り込んでいる。今からでも良いので再編集で消してほしい。笑

ラブリー。

洗車ってメカニックさんの個性が出るところ。洗車はモトクロスには必須。洗車場観戦もオススメです。

毎回素敵なお土産をレースファンに準備しているヤマハファクトリーチーム。嬉しいお土産ですね!

ダートフリークさんは「楽しいモトクロスの玉手箱」をずーっと提案提供してくれますね!私達も1販売店として楽しませていただいています!何十年も楽しいを提案提供されている姿勢に感謝! 私達も見習っていかなきゃですね。
いかがでしたでしょうか?パドックウォーク。まだまだ新たな目線が足りませんが、次回パドックウォーク取材をする、10月関東大会までにもっと楽しいネタをお届けできるように精進しようと思います。全日本モトクロス会場には、レース観戦以外にも楽しい事、参考になる事がパドックにはたくさんあります。ぜひ!パドックも覗いてみてください。また、ライダーの皆さんには、ドキドキワクワクする情報発信をお願いします。
まだまだ続くよパドックウォーク。取材にご協力いただきました皆さん、ありがとうございました!
GSPEED-TOKYO







