【数字で振り返る!】ジェームズ・スチュワートの2016 AMAスーパークロス
先日、今季のAMAスーパークロス参戦見送りを発表したジェームズ・スチュワート。
昨年の禁止薬物使用問題でのレース出場停止処分もあり、2016年の活躍をレースファンの誰もが待っていたはずですが、開幕戦の転倒による脳震盪の影響やその後も負傷が続き、万全の体調とはいかずプロデビュー後ワーストシーズンといえる今季のAMAスーパークロスとなりました。
そこで、2016年AMAスーパークロスでのスチュワートの戦績を「数字」から振り返ってみようと思います。ハンカチのご用意を…
- 6 – レース参戦数(プラクティスのみ走行のサンディエゴとインディアナポリスは含まれていません)
- 11 – レース欠場数
- 2 – ヒートレース参戦もメインレース進出前にリタイアした数
- 1 – マシントラブルによるリタイア数
- 4 – メインレース出走数
- 10 – 獲得ポイント数
- 14 – 今季最上位
- 31 – 4/27時点のランキング
- 32 – メインレース出場時合計ラップ数
- 1 – メインレース完走数
- 17 – (%) 完走率
- 0 – メインレース「20」ラップしたレース数(唯一の完走レース、アトランタSXは周遅れで19ラップ)
涙なくして見られない、ツッコミどころ満載な上記リスト。最後の「0」という数字はリアルに厳しいです。
不運な転倒による脳震盪後遺症候群、その後の負傷にも苦しめられました。それにしても… かつては、Fastest Man On The Planetの名をほしいままにしてきたスチュワートのリザルトとは思えません。信じたくありません…(T_T)
現在のスチュワートの状況を改めてチームからのリリースで確認すると、デイトナSXで負傷した背中・腰に再びダメージ発生。インディアナポリスSXで負傷した足首に亀裂骨折発見。今季残りのスーパークロス参戦を見送り、5月21日開幕のAMAモトクロスに照準を合わせて休養中。
「ババスクラブ」に代表される類まれな才能とライディングスキルによって、モトクロスというスポーツを世界規模で一気にネクストレベルへ引き上げた立役者といえる、スチュワート。
昨年のヨシムラスズキとの契約延長(複数年契約)により、2017年もレース参戦が約束されているスチュワート。まずは来月のAMAモトクロス開幕戦での元気な姿に期待して、スーパークロスでの復活は2017まで待つことにしましょう… 信じましょう!
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