ヤバすぎるスキル|スタンディング&3連続ホールショット by リーバイ・キッチン
今季最後(3度目)の決勝3レース制「トリプルクラウン」大会として開催された、2023 AMAスーパークロス 第12戦 グレンデール。会場はAMAスーパークロス開催スタジアムの中でも大きなスタジアムとして知られ、長いストレートからの高速状態のまま突入する1コーナーはスタート時やレース中ともに注目のセクションでした。
250SXクラスはウエストシリーズの第6戦(全9戦)として行われた今大会、スターレーシングヤマハ所属のリーバイ・キッチンが見せた好スタートとスキルが話題に。
決勝3レース全てでホールショット! そのどれもがアウト側グリッドからという素晴らしさ。
今回はレース2ではスタンディングのままホールショット獲得するという「技術点&芸術点」そろって10点満点レベルのヤバすぎるスキルをシェア。エンジョイ!
@ s u p e r c r o s s l i v e
長年AMAスーパークロスを観てきていますが、1コーナーが180度コーナーというレイアウトでスタンディングでのホールショットというのは記憶にありません!
通常より長いストレート、コース幅広い1コーナーという条件もありますが、その後のリズムセクション進入までの流れも含めて、驚愕のスムーズ感なのです。
実はこのレース1は2回目のスタート。マルチクラッシュで赤旗再スタートとなった幻のスタートもあるのですが、ホールショットこそ取れなかったものの2番手スタートのキッチンはそこでもスタンディングで1コーナーを攻略していたのでした。
これは狙ってもなかなか出来ることではなく、その才能が高く評価されている逸材キッチンから自然に飛び出したライディングでしょう。
レース2, 3では座りながらのスタート1コーナーではありましたが、以前から度々触れているスターレーシングヤマハのエンジンパワーの優位性から、アウト側グリッドから高速で1コーナー突入する今大会でのスタート戦略はスキル以外にもキッチンのクレバーさを伺わせるホールショット3連発でした。
昨年は僅か1戦のみのAMAスーパークロス参戦(負傷)…。実質、今季スーパークロスフル参戦初年度となるキッチン。今季は250SXウエストシリーズで唯一、ジェット・ローレンスを破っており、昨年のAMAモトクロスでもプロ初優勝を獲得済み。
モトゴシップ的にはレッドブルKTMが獲得に動いている説があります。まだまだ線が細い印象もありますが、長身を生かしたキレとスムーズさを兼ね合わせたキッチンの去就にも大注目です!
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