エントリーリスト|2017 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第17戦 アメリカGP
MXGPシリーズで最も関心度高いラウンドのひとつが北米ラウンド。ヨーロッパ勢を中心としたMXGPトップライダーに加えて、アメリカで活躍するAMAトップライダー達の参戦に注目が高まる、2017 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第17戦 アメリカGP。
今季AMAで活躍した日本人ライダーの富田俊樹選手も出場する一戦。公式エントリーリストとともに注目ライダーをまとめてみました。
【MXGPクラス】
注目のAMAトップライダーは、2017 AMAモトクロス 450MX新王者イーライ・トマック(カワサキ)を筆頭にクーパー・ウェブ(ヤマハ)、ジャスティン・バーシア(スズキ)の三名。
#3 イーライ・トマック(カワサキ)
#2 クーパー・ウェブ(ヤマハ)
#51 ジャスティン・バーシア(スズキ)
#718 富田俊樹選手もMXGPクラス参戦です。
モトゴシップ|富田俊樹がFIMモトクロス世界選手権 MXGP アメリカGP参戦へ
【MX2クラス】
#92 アダム・シアンサルーロ、#17 ジョーイ・サバッチー、#5 ジャスティン・ヒルのプロサーキットカワサキ勢に、#31 RJ・ハンプシャー、#486 チェイス・セクストンのガイコホンダ勢、#245 ミチェル・ハリソン、#191 ジャスティン・クーパー(新人)のスターレーシングヤマハ勢等が名を連ねています。
#92 アダム・シアンサルーロ
MX2クラスではAMAモトクロスシリーズ終盤戦でキャリア初優勝を飾り調子を上げてきたシアンサルーロに大注目。
エントリーリスト見て率直な感想としては今年も「AMAライダー少ない…」。
MXGP、MX2両クラスともにAMAトップライダーの多くはMXGPシリーズ冠スポンサーであるモンスターエナジーの契約ライダー達という裏事情?があり、その他のライダーはアメリカGP開催地のフロリダもしくは近郊をトレーニング拠点とするライダーばかり。
過去、アメリカでのGPの歴史を振り返るとAMAトップライダー達の関心は低く、集客も厳しい… という事実があります。AMAの過密スケジュール問題も話題となったばかりですが、MXGPクラスに限ればAMAモトクロス最終戦直後であれば、せめて… 現状の倍のトップライダーの参戦を期待したいのが多くのレースファンの本音かもしれません。
しかし、先日のAMAモトクロス最終戦にMXGPからスポット参戦を果たし、完全優勝を飾ったジェフリー・ハーリングス(KTM)の大活躍もあり、AMAトップライダー達も「リベンジ」的にこのままでは終われないというムードが漂っているのが現状。欧米メディアもこれまでになく関心度高まっています。
2ラウンド開催された、2016年がMXGPクラスではトマックの圧勝。MX2クラスではウェブとハーリングスが勝利を分け合う形でAMA勢の「勝利」という結果でした。大注目のアメリカGPは9月2日、3日開催です!
モトゴシップ|富田俊樹がFIMモトクロス世界選手権 MXGP アメリカGP参戦へ