AMAスーパークロス事件簿|フルスロットル一直線「激突立体交差」2023 ヒューストンSX

sr141230banner

 

2023 AMAスーパークロス 第5戦 ヒューストン、東西に別れて争われる250SXクラスのイーストシリーズ(全10戦)の開幕戦ということでヒートレース時から大注目でライブ中継を観戦していた際に大声出た瞬間映像とニューモト雑感をシェア。

いろんな意味で「衝撃度」ハンパじゃありません!

 

@ s u p e r c r o s s l i v e

 

250SXクラスのヒート2、スタート直後からホンダサポートチームのフェニックスレーシングのチームメイト同士、ショック(前走者)とパークが6番手争い。

事件は4周目突入時となるフィニッシュジャンプでの両者接触を発端に発生。少々強引な印象も受けるショックによるジャンプ中のスクラブにより、ショックの後輪と後方から迫るパークの前輪が接触。大きくバランスを崩したショックはなんとかジャンプ着地するもののスーパーマン状態。アクセル全開の状態で立体交差トンネル脇の壁面に一直線に激突してしまうという悲劇。最悪の事態が頭をよぎるような衝撃の瞬間となりました。

 

 

中継内ではその後、自力で立ち上がるショックの姿が確認できて一安心。このままリタイアかと思いきや、敗者復活LCQレースにショックは出場。グリッド順最後尾という不利なスタートながらも4位まで追い上げて見事メインレース出場の権利を手にし、メインレースでも12位と健闘を見せました。

このような事態を想定し、立体交差にはタフブロックのような緩衝材が設置されているのですが、ここまで正面からの激突となるとライダー生命をも危ぶむ危険性までは完全に排除することは難しいはず。

 

ニューモトインプレ|下田丈愛用「RXR」エアアブソーバープロテクター

この時のショックの身体を守ったのが上記記事リンク先でインプレを行った「RXR」のエアアブソーバープロテクター「R-Pro」というモデルなのでした。

このような正面からの激突だとヘルメットはもちろんのこと、一般道での事故のように胸を含む上半身のプロテクションがとても重要となってきます。

選手権ライダーやサンデーライダー、林道ツーリングに関わらず、安全第一を最優先にプロテクションアイテムの重要性を改めて考えるきっかけとなるショックの大激突でした。

 

AMAスーパークロス事件簿|LCQ最終ラップ最終コーナー「カオス一部始終」2023 ヒューストンSX
450SX決勝ハイライトビデオ&リザルト雑感|2023 AMAスーパークロス 第5戦 ヒューストン
250SX決勝ハイライトビデオ&リザルト雑感|2023 AMAスーパークロス 第5戦 ヒューストン


You may also like...