ニューモトインプレ|下田丈愛用「RXR」エアアブソーバープロテクター
日本初上陸プロテクトブランド|下田丈愛用「RXR」エアアブソーバープロテクター
モンスターエナジープロサーキットカワサキ所属、下田丈選手がキッズ時代から愛用し続けるプロテクターブランド「RXR」。国内正式上陸の際には上記記事リンク先の内容通り、ブランドやアイテム詳細を下田選手のエクスクルーシブなギャラリーと共にご紹介しました。
フランス発プロテクターブランド、フランス軍採用のエアショックアブゾーバー搭載、ハンドポンプで空気圧調整可等… これまで馴染みのあるモトクロスギアブランドとは一線を画するキーワードが並ぶ「RXR」プロテクターの特徴。
ニューモトでは実際のアイテムを着用してのプラクティスから、レース参戦という「2日間」のライディングを経てのインプレをお届けします。現在最も注目のプロテクターブランドということで、ご参考になれば幸いです。
今回着用したプロテクターは、下田選手が着用する「R-Pro」という、薄さ・軽さ・プロテクション効果に優れたモデル。下田選手同様にインナープロテクターとして使用。異なる点としては取り外し可能な脇腹部のプロテクションを使用。そして、LEATT 3.5 ネックブレースも併せて着用しました。
吸水速乾・冷感素材の薄いインナーの上に着用。最初手に取った際には、薄さは感じるものの前面部も後背部も想像以上にしっかりとした印象でしたが、ストラップ調整後にバックルを留めると「R-Pro」ベース部のEVAフォームフレームが身体にピタリとフィット。最初の印象を覆す優れた装着感は「2日間」のライディングを通じても変化はありませんでした。EVAフォームフレーム部には正方形状のメッシュ部とエアショックアブゾーバーの突出部による空気の流れにより、熱がこもるような不快感を感じることもありませんでした。
ネックブレース装着時の着用感についてはフラットな形状のプロテクターということもあり、これまでのプロテクター類と比較しても優れています。他のプロテクター着用時と同様にネックブレース側のアジャスト部を拡大させる必要があるはずです。
2日間のライディングでは大きな転倒はなし(ボテゴケ有り…)。幸いにも国際特許所得済みの「ASAテクノロジー(エアショックアブソーバー)」の恩恵にあずかることはありませんでした。
しかし、プラクティス時のオフロードヴィレッジでは小石混じり、一将祭参戦時のMX408では現役トッププロ含めたレジェンドクラスの猛者たちのルーストをこれでもかと浴びる機会にも恵まれた(笑)のですが、集中が途切れるような痛みは皆無。従来のプラスチック製品やフォーム製品から最大5倍の保護を実現したというプロテクション効果に偽りはないでしょう。
と、ここまでは、RXR「R-Pro」の良い点が並びましたが、気になる点にも触れていきます。いずれもプロテクション効果に直接関係はないのですが… RXRの売りでもある「ASAテクノロジー(エアショックアブソーバー)」の好みの空気圧を着用時の肌感覚で掴みにくい点。ジャージを着る際、特に最近流行のストレッチの効いたタイトなサイズ感のジャージの場合にエアバルブが引っかかり易い点。いずれも使用を続けていけば「慣れの問題」なのでしょうが、注目の新商品だけにあえて記述しておきます。
◆RXR R-PRO – 販売価格(税込):33,800円(ウインターバーゲン価格〜1/10まで)
RXRプロテクトの最上位モデルにして、下田選手が実際に着用しているプロテクターがコチラ。従来品から安全基準とプロテクションを維持しながら「ASAテクノロジー(エアショックアブソーバー)」を小型化する新コンセプトとして誕生。従来の「ASAテクノロジー(エアショックアブソーバー)」より、最大2倍の圧力でスリムかつプロテクション性能を両立。インナープロテクションとして使用されることを前提とし人間工学に基づき、フィット感、超薄型、快適性、柔軟性、耐久性、軽量性、通気性を備えており、厚さは最大で3cmと超薄型にすることに成功。M/Lサイズで、0.8kgという軽さ。ネックブレース対応。モトクロス、エンデューロ、林道ツーリング、マウンテンバイク、BMX、スキー&スノーボードにも適応。
◆RXR Cyb-R – 販売価格(税込):29,800円(ウインターバーゲン価格〜1/10まで)
2016年から進化を続けているRXRプロテクトのベストセラーモデル最新版。「ASAテクノロジー(エアショックアブソーバー)」とプラスチックシェル、EVAフォームのフレームにより、安全性に必要な変形と吸収で衝撃を分散。柔軟さと耐久性を兼ね揃えた軽量モデル。M/Lサイズで、1.1kgという軽さ。ネックブレース対応。モトクロス、エンデューロ、林道ツーリング、マウンテンバイク、BMX、スキー&スノーボードにも適応。
2022年からMFJ全日本モトクロス選手権で「プロテクター着用義務化」がスタート。2023年以降にはMFJ地方選手権やMFJ承認競技会でもプロテクター着用義務化予定。インナー、アウターに関わらず、安全に対する意識が高まること必至なこのオフシーズンはギア類を新調する絶好のタイミングではないでしょうか。
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