ヤバすぎるスキル｜ケン・ロクスン「スーパーポール最速ラップ」2022 ワールドスーパークロス イギリスGP
イギリスのカーディフで開催された、FIMの新スーパークロスシリーズ「ワールドスーパークロス」。決勝3レース制等、本場AMAスーパークロスとは異なるレースフォーマットが採用されていますが、特筆すべき点はヒートレース上位ライダーのみで争われる「スーパーポール」。
スーパーポールとは、F1やMotoGPの予選のようにライダー1人ずつが1周のラップタイムを争うタイムアタック勝負。ワールドスーパークロスでもスターティンググリッド選択順が決定されます。
記念すべき、FIM ワールドスーパークロス開幕戦でのスーパーポール最速ラップを記録したケン・ロクスンのタイムアタックと海外メディア発のスーパーポールビデオをシェア。
フィニッシュ直前リズムセクションでの4個飛び「クワド」に大注目。
エンジョイ！
Ken Roczen Superpole Lap | World Supercross Championship 2022
2022 WSX Superpole Laps ft. Roczen / Tomac / Savatgy
今季AMAスーパークロス王者イーライ・トマックを逆転し、最後に最速ラップ記録したロクスンのキレ感！
ミスがあったと語るロクスン、トップタイム記録には4個飛び「クワド」しか残されていないと判断し、果敢にトライ。その勝負が功を奏して見事に大逆転成功。
トップタイムのロクスンと2番手トマックとの差は「0.065秒」の僅差。ラップタイムはセクター別にも記録されており、4個飛び「クワド」当該セクションが含まれるセクター3の両者のタイム差は「o.222秒」。この数字からもロクスンのクワドが最速ラップを決定付けたことが証明されます。
世界最高峰スーパークロスライダーたちによる、50秒以下ラップタイムの激烈スプリント対決。去就問題が注目されるロクスンですが、この短いライディングだけでも特別な才能とスター性を持つライダーであることが伝わってきます。
肝心の決勝リザルトは、3レース完全制覇でスポット参戦のトマックが総合優勝獲得。転倒や出遅れもあったロクスンが2位。3位には得意の好スタートから優位に進めたビンス・フリージーとなりました。
ロクスンは、ホンダで出場するもマシンやウェアにホンダのロゴはなし。オーストラリア拠点のホンダ系プライベートチームからの参戦となっています。
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