プロデビュー戦まとめ|ヘイデン・ディーガン @ 2022 AMAモトクロス アイアンマン

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2022 AMAモトクロス 第11戦 アイアンマンでプロデビューを果たした、ヘイデン・ディーガン。MX・FMX界のアイコン的存在として知られるブライアン・ディーガンを父親に持ち、そのヤンチャなキャラクターから「デンジャーボーイ」のニックネームでもおなじみの最も注目すべき若手ライダー。

 

モトゴシップ|USトップアマチュア「ヘイデン・ディーガン」プロデビュー発表

ディーガンについての情報まとめは上記記事リンク先からチェックいただくとして、欧米メディアやライブ中継内でも注目度が高かったデビュー戦の結果は…。

 

【第11戦 アイアンマン ヘイデン・ディーガン結果】
・タイムドプラクティス 16位
・総合31位(DNF – 24位)

まさかの? ノーポイントでフィニッシュ…。個人的には持って生まれたスター性を発揮して、個人的にはどちらかのレースだけでも、好スタートからトップ10圏内で活躍する姿を見たかったのですが、プロクラスの洗礼を受けた形に。

上記記事リンク先でも触れた人気・知名度に反して、アンチも多いのは人気者の宿命。結果が出ないとなると、フルサイズマシンでの経験少ないことや、先日までBクラスだったディーガンの突然のプロデビューを時期尚早と非難する声が大きくなっているのが現状。

 

 

しかし、レース内容を振り返ると、モト1では2周めの混戦の中でリアブレーキ破損し、フロントブレーキのみでのレースとなりました。それでも14位から11位にまでポジションアップ。レース終盤で難易度高いジャンプにトライし転倒リタイア。膝にダメージを負った状態で出場したモト2では、オープニングラップに転倒。最後尾から24位に順位を上げてのフィニッシュとなりました。

 

ヤバすぎるスキル|ライダー・ディフランシスコ「プロデビュー戦ホールショット」2022 AMAモトクロス レッドバッド

リアブレーキ無しという厳しい状況でのレースとなったモト1ですが、一足先にプロデビューを果たしている先輩格のディフランシスコを上回るラップタイムでパッシングにも成功。プロサーキットカワサキのハマカー、ハスクバーナファクトリーのスウォル、GASGASファクトリーのブラウン等を従えての11位走行が今大会のハイライト。

モト1終盤の転倒リタイアまではコンスタントなラップタイムを刻んでおり、平均ラップタイムは「2分7秒508」。この平均ラップタイムはトップ10圏内に匹敵する数字となっています。

 

 

チーム監督は、今回の賛否両論あるディーガンのプロデビューを「全ては経験を積むためだった。プロクラスとしてのレース当日のスケジュールから実際のレースまでを経験・学ぶことは彼にとって収穫となりました」と評しています。

心配される膝の負傷ですが、ライディングは継続。最終戦フォックスレースウェイ2にも出場予定とのこと。走行経験のなかったアイアンマンと比較すると、キッズ時代からライディングを重ねてきたフォックスレースウェイでのプロ2戦目での活躍を改めて期待してしまいます。ディーガン自身は「トップ10入りに何が必要か学ぶことが出来たと」前向きなコメント!

 

最後にモト1でのクラッシュ映像をシェア。

 

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