ヤバすぎるスキル|ライダー・ディフランシスコ「プロデビュー戦ホールショット」2022 AMAモトクロス レッドバッド
2022 AMAモトクロス 第5戦 レッドバッド、今大会にはAMAアマチュア特別ルールを利用して、ライダー・ディフランシスコがプロ初レースを迎えました。
リッキー・カーマイケルやジェームズ・スチュワート、アダム・シアンサルーロ、オースティン・フォークナー等のように、キッズ時代からカワサキが育成に力を入れてきたトップアマチュアがディフランシスコなのです。負傷で欠場した年もありますが、全米最大アマチュアモトクロス選手権での8冠が証明する、その実力。
モトゴシップ|プロデビュー「大型新人」ライダー・ディフランシスコ
モト1では、一番イン側グリッドから好ダッシュを見せて5番手前後で2コーナー進入時に転倒。最後方からの追い上げレースとなりました。今大会最後のレースとして迎えたモト2、今度はイン側から4番目グリッドから素晴らしい加速で1コーナーを最短距離で回り込み見事ホールショット獲得。
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@ s u p e r c r o s s l i v e
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大きな注目集めた大型新人初レースでのホールショット。今回のディフランシスコだけでなく、過去のAMA史でもプロデビュー戦やルーキーによるホールショット獲得や首位バトル等、記憶に刻まれるような華々しい大活躍シーンは数多くありました。新人ですから、逆にプレッシャーで思うように実力を発揮できないのが普通だと思います。欧米レースシーン、特にアメリカではこのようなサプライズ事例が多いのは国民性なのでしょうか?
スタートに自信があるからこそ選択できるイン側グリッド。そして落ち着いて1コーナーを駆け抜けてのホールショット獲得劇。キッズ時代から数々のレースで勝利を重ね、身体に染み付いた勝利の方程式がプロデビュー戦でも披露されたことに。
プロ初レースの結果は… タイムドプラクティス11番手、総合13位(14-12)で第5戦レッドバッドを終えました。
スタート直後の転倒で最後方から追い上げたモト1の14位。モト2はホールショットから5番手でレースを折り返すも、その後はラップタイムを落とし、後方バトルに飲み込まれていくものでした。
モト1の追い上げで体力消耗と身体が固くなってしまったことがモト2でのポジションダウンの理由とコメント。とはいえ、自身の目標であった少しでも長い時間を上位勢と同じラップタイムでレースするという経験を重視する内容だったそうで、その点では目標達成と言っていいプロ初レース。
ディフランシスコの次のレースは、約2週間後の第7戦ミルビル。第6戦はAMAモトクロスで最も過酷とされるサンドコースのサウスウィックが会場なので、現在のディフランシスコの立ち位置であれば、サウスウィック参戦見送りは正しい判断と見るべき。第7戦ミルビルでの活躍を楽しみにしましょう!
モトゴシップ|プロデビュー「大型新人」ライダー・ディフランシスコ
Octopi Media, Monster Energy Kawasaki