モトゴシップ|プロデビュー「大型新人」ライダー・ディフランシスコ
2022 AMAモトクロス 第5戦 レッドバッドでプロデビューを迎える、モンスターエナジープロサーキットカワサキ所属ライダー・ディフランシスコ(17歳)。リリース抄訳&ビデオをシェア。
リッキー・カーマイケルやジェームズ・スチュワート、アダム・シアンサルーロ、オースティン・フォークナー等のようにキッズ時代から、カワサキが育成に力を入れてきたトップアマチュアがディフランシスコなのです。負傷で欠場した年もありますが、全米最大アマチュアモトクロス選手権での8冠が証明する、その実力。
AMAではアマチュア選手権出場資格を失うことなく、プロレースに2大会(もしくは合計40ポイント獲得)までは出場可能。近年新設されたこの制度を使用しての今回のプロデビューとなります。
リリース抄訳すると…
・第5戦レッドバッド、第7戦ミルビルの2戦に出場
・その後、全米最大アマチュアモトクロス選手権ロレッタ・リン出場
・ロレッタ・リン終了後に正式にプロとしてシリーズ終盤戦の4戦に出場
という内容。
「この先数週間、モンスターエナジー・プロサーキット・カワサキチームでプロレベルのレースをすることになり、本当に気合いが入っています。ミッチ・ペイトン監督のチームでレースをすることは長年の夢だったので、今回の参戦は大きなステップであり、そのために多くの準備に取り組んできました。コースに出るたびに学び、向上していくことを最大の目標にベストを尽くしていく覚悟が出来ています」
-ライダー・ディフランシスコ-
気になるディフランシスコの実力、スピードについて。今季AMAモトクロス開幕戦からプロデビューを果たした、スターレーシングヤマハのマシュー・ルブランとほんの数ヶ月前まで大規模アマチュア大会で首位バトルを繰り広げていました。そのルブランの第4戦終了時の最上位は9位、全8レース平均順位は14位という結果。このことから、ディフランシスコにもトップ10前後での活躍は容易に予想できます。
Ryder DiFrancesco: The Bako Hills – Monster Army
モトゴシップ的には、プロサーキットカワサキのフォークナー、マカドゥー、新人レイノルズの負傷欠場中というチーム事情もあり、第5戦レッドバッドと第7戦ミルビルで好成績を残すような活躍であれば、アマチュア大会には戻らずに、AMAモトクロス参戦継続もあるのでは? との説も囁かれています。
ゼッケン #523 ライダー・ディフランシスコの活躍に大注目です!
Octopi Media, Monster Energy Kawasaki