モトゴシップ|ディラン・フェランディス「負傷欠場」2022 AMAスーパークロス

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トップライダーに負傷者続出で波乱の一戦となった 2022 AMAスーパークロス 第10戦 デトロイト、450SXクラス。

その中の一人、昨年のAMAモトクロス450SXクラスで参戦初年度にチャンピオン獲得した ディラン・フェランディスが、レース欠場を発表。

 

 

デトロイトSX終了後のリリースでは、5番手まで順位を上げたレース終盤のリズムセクションで失敗。ジャンプ斜面の轍で失速し、着地で飛距離が足りずにショート。転倒は免れたものの手首を痛め、レースをリタイア。

タフなライダーだけに、ライブ中継内で確認されたメカニックと共にコースアウトしていく姿に不安を覚えました。その後の夫人やチーム関係者のコメントによると、骨折には至らずも手首を痛めているという内容が確認出来ました。

 

 

新たに公開されたフェランディスの声明には、骨折はないものの手首のダメージによる痛みがひどく、本来のライディングができる状況ではない為、レースを欠場するとのことでした。

ヨーロッパのMXGPシリーズから、AMAで活躍する夢を求めて渡米。250クラスで3冠、450クラスでも1冠と成功を収めているフェランディス。最高峰450SXクラスでは、スタート出遅れからの苦戦が続くも着実に成長中。今季もシリーズ序盤に3位表彰台登壇、タイムドプラクティスでは最速ラップ記録含めて上位常連とスピードを披露。

反面、課題のスタート出遅れやそれによる追い上げ中のミスや転倒が目立っており、身体のダメージに関するコメントが度々見られていました。

 

 

欠場期間に関して、フェランディスのコメントでは第11戦 インディアナポリスSX欠場という記述のみ。しかし、ディフェンディングチャンピオンとして挑むこととなる、5月下旬開幕のAMAモトクロスシリーズが控えていることも考えると手首のダメージ次第ですが、欠場期間が伸びることやこのままシリーズ離脱の可能性は否定できないでしょう。

 

同じく、デトロイトSXで負傷したビッグネーム達に関する情報をまとめ。

【450SX ポイントランキング 10 of 17】
1. Eli Tomac (YAM), 229 points(5勝)
2. Jason Anderson (KAW), 187(3勝)- レース参戦継続
3. Malcolm Stewart (HUS), 187
4. Justin Barcia (GAS), 184
5. Cooper Webb (KTM), 173 – レース参戦継
6. Chase Sexton (HON), 164(1勝)- レース参戦継続
7. Marvin Musquin (KTM), 164
8. Dylan Ferrandis (YAM), 141 – 欠場発表
9. Ken Roczen (HON), 133(1勝)- 欠場中
10. Dean Wilson (HUS), 119

 

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