ヤバすぎるスキル|イーライ・トマック「爆裂パッシングまとめ」@ 2022 デトロイトSX

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2022 AMAスーパークロス 第10戦 デトロイトSXで、今季5勝目を達成したポイントリーダーのイーライ・トマック。スタートの出足は良かったもののオープニングラップで集団に飲み込まれる展開から、転倒者続出のタイトなコースながらグイグイと首位浮上していく、トマックらしさが凝縮されたパッシングシーン映像まとめをシェア。

 

 

序盤のクーパー・ウェブとの3位争い、ジャスティン・バーシアとの2位争い。そして、タイトル争い直接のライバル、ジェイソン・アンダーソンとの首位バトルでの圧巻のスピードとSXコースであることを忘れさせるようなスケール大きなライディング。フープススピード、フィニッシュジャンプ前後のリズムセクションをお見逃しなく。エンジョイ!

 

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トマックも自身の強みだったと語ったウェブとバーシアを攻略したフープス右側ライン、首位浮上したフィニッシュジャンプ後のリズムセクションからのインへの飛び込み。タイトかつ、40秒強という短いSXコースでのポジションアップの困難さは想像に難くないのですが、それを感じさせない程のライバルを圧倒するスピードとキレ感の素晴らしさ。

オーラと言うべきのか? ラップタイムだけでは表れてこない、ライバル達とは別格なスケール大きなライディングがこの映像からビシビシ伝わってきます。

 

 

現在29歳、モトゴシップ的に燃え尽き症候群が噂され、大きな成功を収めてきたカワサキからヤマハへ移籍した初年度。キャリア終盤でのヤマハへの移籍を疑問視する声が大多数だったシリーズ開幕前でしたが、多くの予想を裏切るトマック快進撃が展開されている、2022 AMAスーパークロス。

カワサキ時代とは異なり、チームメイトやスタッフと談笑するシーンが多く見られ、チームと共にマシンセッティングや仕様変更をこれまで以上に繰り返しているというトマック。シリーズ序盤でポイントリーダー浮上、中盤から安定感を失いだしているアンダーソンのリタイアもあり、第10戦終了時のポイントリードは「42点差」まで築き上げています。奇しくも今大会の勝利は、450SXキャリア通算42勝! 歴代通算5位にも浮上。

ドラマや波乱が話題の今季AMAスーパークロスですが、シリーズ終盤戦に向けてこのままトマックが2度目のSXタイトル獲得へ突き進むのか? 次戦以降もトマックの快進撃を注目してきましょう!

 

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