レッドブル発ドキュメンタリー|独占密着『Behind the Bullet』ジェフリー・ハーリングス vol. 6
定評あるドキュメンタリーを多くリリースしているレッドブルから、FIMモトクロス世界選手権 2018年 MXGP王者のジェフリー・ハーリングスに密着したシリーズの最新エピソード。
MX2時代も含めるとGP4冠のハーリングスですが、いつの時代もライバルたちを圧倒し続けている驚異的なスピードが魅力なライダー。その反面、度重なる不運、負傷により幾度となくタイトルを逃している厳しい現実もあり、良い意味でも悪い意味でも我々レースファンに常に多く話題を提供し続けてくれる存在。
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今エピソードでは地元オランダGPでの肩甲骨骨折の負傷、ベルギーGP以降のタイトルへの望みをつなぐレース強行出場続けるハーリングスのラトビアGPでの活躍とその舞台裏にカメラが密着。関連トピックは上記記事リンクで改めてご確認下さい。
これまでのメディアで見てきた様子とは異なる、リラックスして落ち着いた語り口で素顔のハーリングスの姿を捉えられるのは、レッドブルにしか出来ない内容でしょう。エンジョイ!
今回もこのドキュメンタリーでしか明かされない情報&映像満載で見応え十分。タイムドプラクティスからの緊張感あふれるチームスタッフ等とのコミュニケーションはこのドキュメンタリーシリーズ最大の見どころのひとつでしょう。
復帰に4週間以上を要すると診断した医師からは、強行出場してのレース勝利は信じられないことだと言われたエピソードも明かされます。肩の痛みだけでなく足の痛みや走り込み不足からくるフィジカル面の不安もあり、満身創痍でレース出場していた様子も明かされます。
結果は総合3位。レース1では骨折の影響感じさせないライディングで勝利。レース2は降雨の影響もありプラドを深追いせずに確実に総合優勝を獲りに行きましたが、まさかの転倒自滅。再スタートにも手間取り思惑通りには行きませんでした。レース2フィニッシュ直後のいら立ちを抑えきれない様子は、骨折中とは思えない勝利への貪欲さを強烈に感じさせる瞬間でした。
今季のハーリングスのドラマチックな快進撃は、まだまだ始まったばかり。ここからが本当の意味でのタイトル争いが繰り広げられていくのです。近年まれに見る超激戦区の最高峰MXGPクラスでのシリーズ争い、大注目です。そしてのこの秀逸ドキュメンタリーもお見逃しなく!
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Ray Archer