レースビデオ&リザルト|2021 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第7戦 ラトビアGP

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2021 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第7戦 ラトビアGPのMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ&リザルトをシェア。

 

 

過去ネイションズも開催されたサンドコースでのレースアクションは注目です。路面はサンド質ではあるのですが、その下にある硬質の土質が所々で露出するライダー泣かせの難コース。例年アクシデントが必ず生まれるタイトなスタート1コーナーに加え、晴れから雨へと移り変わる天候もあり、今大会も波乱の予感… エンジョイ!

 

 


 

 

【MXGP 総合結果】
1. Tim Gajser (SLO, HON), 2-2
2. Jorge Prado (ESP, KTM), 4-1
3. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 1-4
4. Romain Febvre (FRA, KAW), 5-3
5. Antonio Cairoli (ITA, KTM), 3-6
6. Brian Bogers (NED, GAS), 10-5
7. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 9-7
8. Alessandro Lupino (ITA, KTM), 8-9
9. Pauls Jonass (LAT, GAS), 6-15
10. Ben Watson (GBR, YAM), 13-10

 

総合優勝はここ数レースで転倒を繰り返し荒れたレースが続いていたディフェンディングチャンピオンのガイザーが獲得。確実なスタートを揃えることとレースを楽しむことを目標に挑んだことが功を奏した形になりました。ハーリングスの転倒に助けられての幸運な総合優勝ではありますが、今季シリーズ唯一の複数回総合優勝を3回としました。総合2位は、チェコGP以降調子を上げてきているプラドが今季2度目の表彰台登壇。両レースで得意の好スタートからレースを有利に展開。特にレース2ではラストラップまでハーリングスの猛攻を凌いでの価値ある勝利。総合3位には、肩甲骨骨折しての強行出場が続いているハーリングス。レース1では骨折の影響感じさせないライディングで勝利。レース2は降雨の影響もありプラドを深追いせずに確実に総合優勝を獲りに行きましたが、まさかの転倒自滅。再スタートにも手間取り思惑通りには行きませんでいた。

 

 

【MXGP ポイントランキング】
1. Tim Gajser (SLO, HON), 270 points
2. Romain Febvre (FRA, KAW), 257
3. Jorge Prado (ESP, KTM), 255
4. Antonio Cairoli (ITA, KTM), 252
5. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 227
6. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 206
7. Pauls Jonass (LAT, GAS), 180
8. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 174
9. Alessandro Lupino (ITA, KTM), 134
10. Ben Watson (GBR, YAM), 130

 

ガイザーが再びランキング2位のフェーブルとのリードを13点差に拡大。好調プラドが3位に浮上! ハーリングスはランキングに変動なく、ポイントリーダーから43点ビハインドとなっています。

 

 

【MX2 総合結果】
1. Maxime Renaux (FRA, YAM), 1-1
2. Jago Geerts (BEL, YAM), 3-2
3. Mattia Guadagnini (ITA, KTM), 2-3
4. Tom Vialle (FRA, KTM), 6-4
5. Thibault Benistant (FRA, YAM), 5-7
6. Rene Hofer (AUT, KTM), 8-6
7. Mikkel Haarup (DEN, KAW), 7-9
8. Jed Beaton (AUS, HUS), 4-13
9. Kay de Wolf (NED, HUS), 9-8
10. Simon Laengenfelder (GER, GAS), 10-11

 

今季ヤマハファクトリー入り、ポイントリーダーのルノーがキャリア初のピンピン完全優勝で総合優勝達成。両レースで好スタートを揃えたことが勝利を引き寄せた大きな要因ですが、ランニング首位を争うガダニーニとのバトルでは圧勝。ルノー強しを印象付ける今大会でした。総合2位は、オランダGP以降から本来のスピードを取り戻したヘールツ。勝利には手が届かなかったもののライディングには満足とし、タイトル争いを気にせずに次戦以降に備えていくとコメント。総合3位には、ルーキーの快進撃続いているガダニーニ。両レースホールショットからルーキーと思えない首位バトルから順位を落とすもルーキーイヤーでの活躍については満足しているとコメント。前戦ベルギーGPで転倒繰り返したダメージがあったそうで、次戦以降での巻き返しを約束。

 

 

【MX2 ポイントランキング】
1. Maxime Renaux (FRA, YAM), 271 points
2. Mattia Guadagnini (ITA, KTM), 237
3. Jago Geerts (BEL, YAM), 235
4. Ruben Fernandez (ESP, HON), 214
5. Thibault Benistant (FRA, YAM), 204
6. Jed Beaton (AUS, HUS), 197
7. Mathys Boisrame (FRA, KAW), 192
8. Kay de Wolf (NED, HUS), 184
9. Rene Hofer (AUT, KTM), 184
10. Simon Laengenfelder (GER, GAS), 137

 

気付けば、ルノーのポイントリードが「34点差」に拡大。

 

レースビデオ&リザルト|2021 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第6戦 ベルギーGP

Ray Archer


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