ヤバすぎるスキル|超絶スムース「スクラブ&コーナリング」山本鯨 @ 名阪スポーツランド

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2017 全日本モトクロス選手権 第7戦 近畿大会 名阪スポーツランド、IA1クラスで見事ピンピン完全優勝を飾った山本鯨選手(ホンダ)。

 

FIMモトクロス世界選手権 MXGP に3年間参戦。全日本復帰にあたり地元関東から奈良県にトレーニング拠点を移し、自らのコメントにもありましたが「第二の地元」レースとして挑んだ第7戦 近畿大会 名阪スポーツランドで完璧なレース運び、ライディングを見せてくれました。

 

その名阪スポーツランドでの山本選手のストロングポイントが凝縮されたビデオをシェア。エンジョイ!

 

 

「鯨スクラブ! 」キレ感炸裂のスクラブからフラットコーナーでの無駄のない超絶スムースなコーナリング。

 

上記2点に代表されるようなメリハリのあるライディング、迷いゼロのライン選択と会場の名阪スポーツランドのコースに絶対の自信をうかがわせるライディングは高次元で融合され圧巻。決してコース幅が広いと言えない名阪スポーツランドのコースですが、自由度の高いライン取りは他のライバル達と一線を画すもので強く印象に残りました。

 

 

「自分は埼玉県が地元ですが、現在は奈良県を拠点にしています。これは、日本に戻って全日本選手権を戦っていく上で、メリットがあると考えたからです。実家から離れることで不便なところもありますが、これまで世界選手権に参戦していたことを考えたら、それほど大きな問題ではなく、むしろリフレッシュできるというプラスの効果があると思います。この名阪スポーツランドは、シーズンを通して考えたときにキーポイントになると考えていたので、そこに近い場所に住むことで、練習環境などでもメリットが得られると判断しました。今大会の両ヒート優勝はその成果だと思うので、とてもうれしく感じています」

引用:http://www.honda.co.jp/JMX/race2017/rd07/

 

一見、サンド質の路面の名阪スポーツランドですが、その下には岩盤や固く締まった硬質路面が隠れており、レースが進むにつれ難易度は一気に高まってきます。実際にレース内で転倒や負傷するライダーも多い印象。

 

その難易度高いコースでスムースかつキレあるライディングで完全優勝果たした山本選手。持ち味の好スタートと安定感あるライディングも光りましたが、やはり3年間のMXGP参戦、ヨーロッパ拠点のレース活動で得たライディングのアドバンテージは大きいのでしょう。

 

【IA1  ポイントランキング(7/9)】
1. #400 山本 鯨(ホンダ)306
2. #10 小方 誠(カワサキ)295
3. #1 成田 亮(ホンダ)248
4. #99 平田 優(ヤマハ)244
5. #331 新井 宏彰(カワサキ)222
6. #7 深谷 広一(スズキ)196

 

ポイントリーダーの山本選手を僅差で追う小方選手(カワサキ)の爆発的なスピードもレースファンを魅了する素晴らしさ。シリーズ終盤戦で調子を上げている平田選手と新井選手も優勝争いに絡んできていますし、残り2戦となったIA1 チャンピオン争いから目が離せません!

 

 

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