ヤバすぎるスキル|チームメイトに容赦なし「トマック VS. シアンサルーロ」激烈パッシング @ 2020 オークランドSX
2020 AMAスーパークロス 第5戦 オークランド、450SXクラス勝者イーライ・トマックのパッシングシーンをシェア。トマックらしい、アグレッシブなライディングで他を圧倒。レース序盤からホールショットのケン・ロクスン、アダム・シアンサルーロ、トマックのトップ3でレースは均衡状態のまま進行していきます。
レース中盤に差し掛かった8周目、2番手でチームメイトでもあるシアンサルーロにトマックが牙をむきます。エンジョイ!
@ s u p e r c r o s s l i v e
一瞬の爆裂感!! 好調時のトマックならではの「迷いゼロ」な飛び込みで勝負あり。シアンサルーロもジャンプ滞空時間中にトマックの仕掛けに気づくものの時すでに遅し。
コーナ含めた、ステップオンオフのセクションでのパッシング。イン側選択するとコブをなめてからテーブルとシングルを飛び、アウト側選択するとステップオンオフとなりラインや攻略法が異なるパッシングポイントのひとつ。また、周回ごとに荒れていく路面コンディションでライダーたちもレース中に何度もライン変更する様子も見られました。
この時点で首位快走のロクスンをこれ以上、逃がすわけにはいかなかったトマックはチームメイトのシアンサルーロ相手でも容赦なくパッシング。前戦のクラッシュで尾骨を痛め本調子でないシアンサルーロの状況を一番理解しているトマックとしては、これ以上シアンサルーロ攻略に時間を掛けていられないという判断もあったことでしょう。シアンサルーロは直後から徐々にペースダウン。身体のダメージからくる走り込み不足で腕上がりも起こしたとコメントしており、トマックの仕掛けのタイミングとその判断は直後に上昇したラップタイムからも数字上で証明されています。
450ルーキーのシアンサルーロとトマックのカワサキファクトリー勢によるタイムドプラクティス最速1,2番手が開幕から続き好調の両者。シアンサルーロの尾骨のダメージは深刻なものでなく、さらなる活躍が期待されます。
上記写真はメインレーススタート前。隣同士に並ぶチームメイト同士。この時点で両者のバトルの予感はあったはずでしょう。見どころ満載のAMAスーパークロス、まだまだニューモトでは、フォローしていき〼
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