レースビデオ＆リザルト｜2023 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第11戦ロンボク – インドネシアGP

by SetagayaRacing · Published 2023-07-03 · Updated 2023-07-03

2023 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第11戦ロンボク – インドネシアGPのMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ＆リザルトをシェア。

レースビデオ＆リザルト｜2023 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第10戦スンバワ – インドネシアGP

インドネシア東部ロンボク島で開催されたインドネシア2連戦の2戦目。世界3位のバイク販売数、所有国のインドネシア。東南アジアならではの高温多湿の気候の中で予選日、決勝日併せて6万5千人の観客が来場しました。

コースは特設でタイトなレイアウトと連続ジャンプがアグレッシブなレースアクションを演出しました。エンジョイ！

【MXGP 総合結果】
1. Romain Febvre (FRA, KAW), 2-1.
2. Jorge Prado (ESP, GAS), 1-2.
3. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 3-3.
4. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 4-4.
5. Ruben Fernandez (ESP, HON), 5-5.
6. Valentin Guillod (SUI, HON), 6-6.
7. Calvin Vlaanderen (NED, YAM), 7-7.
8. Alberto Forato (ITA, KTM), 8-8.
9. Benoit Paturel (FRA, YAM), 9-10.
10. Mitchell Evans (AUS, KAW), 12-9.

総合優勝は両レースでプラドとのバトルを繰り広げたフェーブル。2週連続開催となったインドネシアGP2連勝達成！終盤の度重なるミスで逆転許したレース1、高温多湿の厳しいコンディションでプラドを逆転し寄せ付けることなくチェッカーを受けたレース2と対象的な展開での総合優勝。タフな気候でも激しくプッシュしてくるプラドとのバトルを制したレース2快勝後の満足気な表情が印象的でした。総合2位は、ポイントリーダーのプラド。ピンピン完全優勝をゴーグルトラブルで逃したことを悔やむコメントもありましたが、予選レース獲得ポイントも含めて、ポイントリード拡大出来たことに満足とのコメント。ライディングは引き続き好調維持とここまでのシリーズを振り返ります。総合3位には、GPキャリア30回目の表彰台登壇となったコールデンホフ。首位バトルには絡むことはなかったものの、暑さで苦しみながらもコンスタントで勝負強く両レースを戦い抜いた姿勢はベテランならではのレース運びでした。

MXGP事件簿｜ジェフリー・ハーリングス「負傷欠場」2023 MXGPシリーズ

【MXGP ポイントランキング】
1. Jorge Prado (ESP, GAS), 562 points
2. Romain Febvre (FRA, KAW), 459
3. Ruben Fernandez (ESP, HON), 415
4. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 414
5. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 390
6. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 386
7. Calvin Vlaanderen (NED, YAM), 357
8. Alberto Forato (ITA, KTM), 285
9. Valentin Guillod (SUI, HON), 265
10. Mattia Guadagnini (ITA, GAS), 203

インドネシア2連戦でプラドのポイントリードは、ハーリングスの戦線離脱もあり、「103点差」と2大会分以上の特大リードを築くことに成功。

【MX2 総合結果】
1. Jago Geerts (BEL, YAM), 1-1.
2. Andrea Adamo (ITA, KTM), 2-3.
3. Simon Laengenfelder (GER, GAS), 5-2.
4. Roan Van De Moosdijk (NED, HUS), 3-6.
5. Liam Everts (BEL, KTM), 6-4.
6. Kay de Wolf (NED, HUS), 4-8.
7. Lucas Coenen (BEL, HUS), 7-5.
8. Jan Pancar (SLO, KTM), 10-7.
9. Thibault Benistant (FRA, YAM), 8-9.
10. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 9-10.

ピンピン完全優勝で総合優勝獲得は、GP通算100戦目を迎えたへールツ。前戦では体調不良で苦しんだレースでしたが、今大会は腕骨折前のような予選レースから圧倒的な強さを披露。フランスGPでの腕骨折により、2大会でノーポイントのビハインドを負うも、本格的なヘールツの巻き返しがシリーズ後半戦を大いに盛り上げてくれるはず。総合2位は、ポイントリーダーのアダモ。レース勝利はないもののコンスタントな戦いぶりが同クラスでは際立っており、へールツを視野に捉えながらもミスを悔やむコメントもありましたが、今大会の結果には身体的に厳しい状況ながらも満足とのコメント。総合3位には、負傷欠場からの復帰3戦目のランゲンフェルダー。ミスや転倒が多い一戦でしたが、コンスタントな戦いぶりで5戦ぶりの表彰台登壇へ。

【MX2 ポイントランキング】
1. Andrea Adamo (ITA, KTM), 488 points
2. Thibault Benistant (FRA, YAM), 462
3. Kay de Wolf (NED, HUS), 452
4. Jago Geerts (BEL, YAM), 441
5. Liam Everts (BEL, KTM), 420
6. Roan Van De Moosdijk (NED, HUS), 417
7. Lucas Coenen (BEL, HUS), 346
8. Simon Laengenfelder (GER, GAS), 341
9. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 291
10. Jan Pancar (SLO, KTM), 242