モトゴシップ｜ジェフリー・ハーリングス「負傷欠場」2023 MXGPシリーズ
レースビデオ＆リザルト｜2023 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第9戦 ドイツGP
【追加：転倒シーンビデオ】
レッドブルKTM所属ジェフリー・ハーリングスに「今年も…」負傷欠場のニュース！
上記記事リンク先、映像にある第9戦ドイツGPでの首位走行中の転倒により首にダメージを負い、レース1は完走するも20位。レース2はスタートラインに並ばずにリタイア。
タイトル争うハーリングスの容態に注目されていた中での今回の発表となりました。
KTMからのリリース内容をまとめると…。
・頚椎（C5）に骨折の診断
・手術の必要なし
・第10戦＆第11戦 インドネシア2連戦欠場
ドイツGP直後から、首の骨に何かしらのダメージを受けたのではとのモトゴシップはありましたが、残念ながらその通りの負傷。
ハーリングスのコメントでは「少なくとも2大会欠場」とあり、少なくともという表現はレースファンとしては気になるところです。
MXGP新記録誕生｜ジェフリー・ハーリングス「GP通算102勝」達成
今季のハーリングス、上記記事リンク先の内容通りにMXGPシリーズ新記録「GP通算102勝」達成の勝利含む、総合優勝4回と表彰台登壇6回の活躍。不運なリタイア、ノーポイントレースもあり、ランキング2位からポイントリーダーのプラドを追う展開となっていました。
今回のドイツGP終了時点でのポイントランキングは以下の通り。
【MXGP ポイントランキング】
1. Jorge Prado (ESP, GAS), 453 points
2. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 386 – 67点ビハインド…。
3. Romain Febvre (FRA, KAW), 347
4. Ruben Fernandez (ESP, HON), 337
5. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 320
67点差から「少なくとも」2大会欠場となるとスピードで他を圧倒するハーリングスだとしても、タイトル獲得は絶望的な状況となりました。
ハーリングス自らも語るように、今回の負傷は自身のキャリアを象徴するかのような成功と挫折を繰り返してしまう出来事。
それまで通りのライン取りでの転倒で、直接の原因は分からないとのこと。改めて映像振返ると前後のタイヤを異なる轍に入れてしまった「クラスラット」に見えますが、僅かなマシンコントロールのミスが大きな代償となったと考えられます。
今季MXGPシリーズはディフェンディングチャンピオンのティム・ガイザーが大腿骨骨折で開幕戦から欠場中。ハーリングスとガイザーという過去2年の王者が欠場となる緊急事態。
MXGPもAMAもタイトル候補の負傷欠場のニュースが相次ぐ状況。怪我や安全について改めて考えさせられ〼
【追加：転倒シーンビデオ】
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Ray Archer
