レースビデオ＆リザルト｜2023 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第10戦スンバワ – インドネシアGP

by SetagayaRacing · Published 2023-06-26 · Updated 2023-06-26

2023 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第10戦スンバワ・インドネシアGPのMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ＆リザルトをシェア。

MXGP事件簿｜ジェフリー・ハーリングス「負傷欠場」2023 MXGPシリーズ

インドネシア東部スンバワ島で開催されたインドネシア2連戦の初戦。世界3位のバイク販売数、所有国のインドネシア。東南アジアならではの高温多湿の気候の中で予選日、決勝日併せて5万人の観客が来場しました。

エンジョイ！

【MXGP 総合結果】
1. Romain Febvre (FRA, KAW), 2-1.
2. Jorge Prado (ESP, GAS), 1-3.
3. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 3-2.
4. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 4-5.
5. Calvin Vlaanderen (NED, YAM), 6-4.
6. Ruben Fernandez (ESP, HON), 5-6.
7. Alberto Forato (ITA, KTM), 7-8.
8. Mitchell Evans (AUS, KAW), 9-7.
9. Valentin Guillod (SUI, HON), 10-9.
10. Benoit Paturel (FRA, YAM), 8-11

2021年以来、今季初総合優勝を果たしたのは、フェーブル（GP通算16勝）。課題のスタートを克服するべく、98回にも及ぶスタートテスト行った成果を発揮。予選レースから全レースでホールショット獲得し、持ち前のスピードを武器にレースを終始有利に展開。ピンピン完全優勝は逃すことになった単独転倒は後方からのプレッシャーもなく、マイペース走行時の一瞬のミスとのこと。昨年から同会場コースはお気に入りと振り返りました。総合2位は、ポイントリーダーのプラド。総合優勝はのがすものの、得意の好スタートを武器に今大会でも好ポジションからポイントリーダーらしい理想の展開。総合3位には、シーワー。今季は万全の体調で挑めるレースが少なく、持ち前の安定感をなかなか発揮できていなかったのですが、ようやく本調子か？ミスしやすいコースながらスムーズで安定感あるレースを展開し、今季2度目の表彰台は満足とコメント。フルモデルチェンジ初年度のマシン仕様に苦戦との情報もあるヤマハファクトリー勢ですが、今大会ではマシンセッティングのフィーリングも良好だったとのこと。

MXGP事件簿｜ジェフリー・ハーリングス「負傷欠場」2023 MXGPシリーズ

【MXGP ポイントランキング】
1. Jorge Prado (ESP, GAS), 505 points
2. Romain Febvre (FRA, KAW), 404
3. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 386 – 負傷欠場中
4. Ruben Fernandez (ESP, HON), 374
5. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 371
6. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 346
7. Calvin Vlaanderen (NED, YAM), 324
8. Alberto Forato (ITA, KTM), 256
9. Valentin Guillod (SUI, HON), 229
10. Mattia Guadagnini (ITA, GAS), 203

ハーリングス負傷欠場によりフェーブルがランキング2位浮上するも、プラドのポイントリードは「101点差」と2大会分以上の特大リードを築くことに成功。

【MX2 総合結果】
1. Lucas Coenen (BEL, HUS), 1-1.
2. Liam Everts (BEL, KTM), 2-2.
3. Jago Geerts (BEL, YAM), 5-3.
4. Andrea Adamo (ITA, KTM), 3-7
5. Thibault Benistant (FRA, YAM), 6-4.
6. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 7-5.
7. Simon Laengenfelder (GER, GAS), 4-10.
8. Roan Van De Moosdijk (NED, HUS), 8-6.
9. Jan Pancar (SLO, KTM), 11-8.
10. Kay de Wolf (NED, HUS), 9-9.

GP参戦初年度、16歳クーネンがピンピン完全勝利でGP初優勝達成！前戦ドイツGPでのチェーン切れで逃したピンピン完全優勝を予選レースから全レース勝利という完璧な形で確実に手にしました。優勝候補に負傷者が多い同クラスですが、現在最も勢いに乗っているライダー。レッドブルKTM所属の双子の兄弟も負傷から調子を取り戻しつつあります。総合2位は、前戦でGP初優勝飾ったエバーツ。首位快走から逆転許したレース1、転倒もあり終始追い上げとなったレース2、前戦のGP初優勝が棚ぼたでなかったことを証明できる快走。高温多湿で体力的に厳しかったとレースを振り返りました。総合3位には、1ヶ月前の腕骨折から強行出場続けるヘールツ。今大会は体調不良による発熱で苦しい戦いとなりましたが、見事表彰台に返り咲き。執念のタイトル獲得へ大きな収穫。連戦連勝状態だったシリーズ序盤戦の調子をどのタイミングで取り戻せるかが再びポイントリーダー浮上の鍵を握るでしょう。

【MX2 ポイントランキング】
1. Andrea Adamo (ITA, KTM), 439 points
2. Thibault Benistant (FRA, YAM), 434
3. Kay de Wolf (NED, HUS), 417
4. Jago Geerts (BEL, YAM), 381
5. Liam Everts (BEL, KTM), 381
6. Roan Van De Moosdijk (NED, HUS), 373
7. Lucas Coenen (BEL, HUS), 315
8. Simon Laengenfelder (GER, GAS), 295
9. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 268
10. Jan Pancar (SLO, KTM), 217