レースビデオ&リザルト|2022 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第5戦 トレンティーノGP(イタリア)

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2022 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第5戦 トレンティーノGP(イタリア)のMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ&リザルトをシェア。

会場はイタリア北部、雄大なロケーションのピエトラムラタ。ライアン・ビロポートの大クラッシュやアントニオ・カイローリの劇的な追い上げ勝利、ティム・ガイザーGP初優勝他、ドラマや事件等の記憶に残るレースが数多く見られてきたコース。特徴としては滑りやすいハードパックコースで、タイトなセクションが多いながらもラインが交差する見応えあるバトルが見どころです。

今年度大会から新コースレイアウトが採用され、大胆な「逆周り」コースでのレースアクションに注目でしょう。エンジョイ!

 

 


 

 

【MXGP 総合結果】
1. Tim Gajser (SLO, HON), 1-1.
2. Maxime Renaux (FRA, YAM), 4-2.
3. Jorge Prado (ESP, GAS), 3-4.
4. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 5-3.
5. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 2-11.
6. Brian Bogers (NED, HUS), 8-5.
7. Jeremy Van Horebeek (BEL, BET), 7-8.
8. Ruben Fernandez (ESP, HON), 11-7.
9. Mitchell Evans (AUS, HON), 10-9.
10. Jordi Tixier (FRA, KTM), 12-10.

総合優勝は、昨年の開幕戦以来となる今季初ピンピン完全勝利のガイザー(GP通算37勝目)。両レースで好レースを揃えて首位浮上後はレースをコントロール出来たとコメント。ここまで総合優勝4回、レース勝利6度とハーリングスとフェーブル不在のシリーズ序盤の戦いを優位に進めています。逆周り新コースレイアウトについては、ラインチョイスも増えて気に入っていると語りました。総合2位は、新人ルノー。今季序盤戦で早くも3度目の表彰台登壇の活躍。ヤマハファクトリー同士のバトルも戦い抜いてのポジションアップは素晴らしいものでした。総合3位には、前戦覇者のプラド。エンストや混戦に飲み込まれるらしくないミスを繰り返し、勝負仕掛けるチャンスを逃す結果に。

 

 

【MXGP ポイントランキング】
1. Tim Gajser (SLO, HON), 236 points
2. Jorge Prado (ESP, GAS), 203
3. Maxime Renaux (FRA, YAM), 184
4. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 160
5. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 141
6. Brian Bogers (NED, HUS), 126
7. Jeremy Van Horebeek (BEL, BET), 126
8. Ruben Fernandez (ESP, HON), 125
9. Alberto Forato (ITA, GAS), 94
10. Jed Beaton (AUS, KAW), 82

ガイザーがポイントリードを「33点差」に拡大。プラドはシリーズ序盤にして早くも踏ん張りどころでしょう。ガイザーとプラドは開幕戦からの連続表彰台登壇を継続中。両者の安定感がランキングにも反映されています。

 

 

【MX2 総合結果】
1. Tom Vialle (FRA, KTM), 1-1.
2. Kay de Wolf (NED, HUS), 6-2.
3. Mikkel Haarup (DEN, KAW), 2-6.
4. Thibault Benistant (FRA, YAM), 5-3.
5. Mattia Guadagnini (ITA, GAS), 7-4.
6. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 12-5.
7. Rick Elzinga (NED, YAM), 11-7.
8. Isak Gifting (SWE, KTM), 10-8.
9. Stephen Rubini (FRA, HON), 9-9.
10. Simon Längenfelder (GER, GAS), 8-10.

総合優勝は、2020年王者のビアル。負傷やフルモデルチェンジのニューマシンでの参戦もあり、調整不足のままシーズンインしたビアルでしたが、総合3連勝で本格的に調子を上げて遂にポイントリーダー浮上。レース1は調子が上がらなかったものの後続ライダーのプレッシャーで集中力を維持して勝利。レース2では、調子を取り戻して後続との差をキープするプッシュしたレース運びで勝利。今季初完全勝利。両レース共にホールショットから先行逃げ切りレースも自身の中では異なる印象だった模様。ニューマシンの好調を強くアピール。総合2位は、2年目のデ・ウルフ。サンドコースを得意とするオランダ人ライダーですが、ハードパック路面でもその実力が開花。アルゼンチンGPでの転倒のダメージからまだ完全に回復していないとのことですが、定評あるポテンシャル高いキレあるライディングでのビアル追走は見応えあるシーんでした。総合3位には、3戦連続表彰台登壇で急激に調子を上げてきたハーラップ。ビアルを追走したレース1は、僅差ながら勝負を仕掛けられる距離まで近付けずにフィニッシュ。スタート出遅れたレース2では、ラストラップの6位浮上で本人も驚きの表彰台を手にしました。

 

 

【MX2 ポイントランキング】
1. Tom Vialle (FRA, KTM), 208 points
2. Jago Geerts (BEL, YAM), 194
3. Mikkel Haarup (DEN, KAW), 169
4. Simon Längenfelder (GER, GAS), 154
5. Kay de Wolf (NED, HUS), 150
6. Mattia Guadagnini (ITA, GAS), 138
7. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 136
8. Andrea Adamo (ITA, GAS), 133
9. Stephen Rubini (FRA, HON), 116
10. Isak Gifting (SWE, KTM), 111

ここまでランキング首位のヘールツがレース2の2度の転倒によるリタイアでノーポイントもあり、ビアルが新ポイントリーダー浮上!ヘールツ課題のスタート&安定感が露呈した結果。

 

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Juan Pablo Aceved


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