レースビデオ＆リザルト｜2022 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第4戦ポルトガルGP

by SetagayaRacing · Published 2022-04-04 · Updated 2022-04-04

2022 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第4戦ポルトガルGPのMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ＆リザルトをシェア。

戦いの舞台は南米アルゼンチンから再びヨーロッパへ。アウトドア世界最高峰シリーズといえるMXGPクラス、若手が熾烈を極める群雄割拠なMX2クラス共に大注目。新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催となった、1985年初開催以来、23度目のGP開催となる歴史あるGPコース。エンジョイ！

【MXGP 総合結果】
1. Jorge Prado (ESP, GAS), 1-2.
2. Tim Gajser (SLO, HON), 3-1.
3. Brian Bogers (NED, HUS), 2-4.
4. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 4-3.
5. Pauls Jonass (LAT, HUS), 7-5.
6. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 5-7.
7. Calvin Vlaanderen (NED, YAM), 8-6.
8. Ruben Fernandez (ESP, HON), 6-9.
9. Alberto Forato (ITA, GAS), 10-8.
10. Jeremy Van Horebeek (BEL, BET), 9-10.

総合優勝は、今季初総合優勝獲得のプラド。王者ハーリングス、フェーブルが負傷欠場中の今季MXGPクラスで唯一の打倒ガイザーを期待されていたプラドがようやく本格始動。開幕からライバル達のハイペースで自らのライディングが思うように出来なかったそうですが、今大会の勝利でプレッシャーからも開放され、勝利へのさらなる意欲を語りました。レース2は、ガイザーとのバトル含めてタフな展開であったが、結果的に満足しているとのこと。総合2位は、ガイザー。レース1はスタートゲート飛び出しに失敗。混戦の中で自分のリズムを掴むのに時間がかかってしまったとのこと。勝利を手にしたレース2では、好スタートでプラドを追い回しての逆転勝利。ライン選択も成功し、パスした後は一気にスパート。そのまま独走でチェッカー。総合3位には、MXGPクラス初表彰台登壇となったボジャース。前戦のアルゼンチンGP予選日に肩を脱臼していましたが、レース1でベストラップ記録しての2位入賞に加えて、レース2ではスタート出遅れも混戦のフィールドを追い上げての快走。GASGASからハスクバーナファクトリー移籍初年度、オランダ人ライダーの活躍に再注目。

【MXGP ポイントランキング】
1. Tim Gajser (SLO, HON), 186 points
2. Jorge Prado (ESP, GAS), 165
3. Maxime Renaux (FRA, YAM), 144
4. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 124
5. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 109
6. Ruben Fernandez (ESP, HON), 101
7. Jeremy Van Horebeek (BEL, BET), 99
8. Brian Bogers (NED, HUS), 97
9. Alberto Forato (ITA, GAS), 82
10. Thomas Kjer Olsen (DEN, KTM), 73

ガイザーが、21点差リードへ。新人ルノーが失速でプラドがランキング2位浮上。

【MX2 総合結果】
1. Tom Vialle (FRA, KTM), 1-2.
2. Mikkel Haarup (DEN, KAW), 2-4.
3. Jago Geerts (BEL, YAM), 9-1.
4. Kay de Wolf (NED, HUS), 3-6.
5. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 8-3.
6. Andrea Adamo (ITA, GAS), 5-7.
7. Thibault Benistant (FRA, YAM), 7-8.
8. Mattia Guadagnini (ITA, GAS), 12-5.
9. Conrad Mewse (GBR, KTM), 4-14.
10. Stephen Rubini (FRA, HON), 6-13.

ビアルが2戦連続の総合優勝獲得。予選レースのクラッシュでグリッド順が悪かったものの得意のスタートからレースを有利にコントロール。首位から順位を落としたレース2は、ライン取りに苦戦し思うようなペースアップが出来ずに2位キープで総合優勝を優先させたとのこと。負傷もあり、調整不足のままシーズンインしたビアルにとって、シリーズ序盤に2勝は大きな収穫と語りました。総合2位は、前戦のアルゼンチンGPで2年ぶり表彰台登壇果たしたハーラップが2戦連続表彰台へ。レース1で今季初ホールショット獲得、パスされたビアルから離されずに好ペースを維持しての2位が光りました。初優勝も近いことを予感させる快走でした。レース2では逆にトップ3に迫りながらも仕掛けられなかった点を課題と挙げています。総合3位には、ポイントリーダーのヘールツ。転倒とスピードというヘールツらしい一戦に。レース1の転倒ではグリップ破損で厳しい追い上げだったとのこと。勝利したレース2では、好スタートから良いリズムを掴みビアルをパスしての内容、自分のライディングに満足しているとのこと。ミスを減らして、毎戦大切に戦っていきたいとかたりました。

【MX2 ポイントランキング】
1. Jago Geerts (BEL, YAM), 174 points;
2. Tom Vialle (FRA, KTM), 158
3. Mikkel Haarup (DEN, KAW), 132
4. Simon Längenfelder (GER, GAS), 130
5. Andrea Adamo (ITA, GAS), 115
6. Kay de Wolf (NED, HUS), 113
7. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 111
8. Mattia Guadagnini (ITA, GAS), 106
9. Stephen Rubini (FRA, HON), 92
10. Conrad Mewse (GBR, KTM), 90