【TV中継完全版&リザルト雑感】2015AMAスーパークロスRd.4 オークランド

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例年通り軟質路面に出来たワダチやギャップで波乱の一戦となったオークランドSXをレース事前情報から関連情報まで満載の現地TV中継完全版をシェア。やはりヒートレースからメインレースまでの一連の流れが理解できるとリザルトもまた違った見方が出来ます。リザルト雑感もやって〼 エンジョイ!

タイムドプラクティスでは450SXはT・カナード、250SXではJ・ヒルと両者共に今季初のトップタイム。これまでのラウンドと違った展開が予想された一戦。

以下、リザルト雑感です。


 

<450SX Main Event Results>

1. Trey Canard – スタート直後、13番手からの追い上げ勝利!序盤の上位陣の混戦をうまく攻略出来たことと、首位浮上したラップにベストラップを叩き出す攻めの走りが完璧に噛み合った勝利。混戦の中で良いラインも見つけられたとのことですが課題のスタートが決まらないのが唯一の心配点。勝利は2011年以来の4年振り。度重なる大怪我からの復活勝利の意味は大きいでしょう!因縁のリードとはバトルを繰り広げ表彰台で仲直りw

2. Ryan Dungey – 良くも悪くもいつもと変わらないダンジーの走りでしたが荒れた展開になるとその安定感が光ります。2位表彰台獲得で結果ポイントランキング首位浮上!ニューマシンとの相性も徐々に上向きとのこと。

3. Chad Reed – 前戦での黒旗失格から執念の表彰台へ!一時はトップ快走で大いにレースを盛り上げてくれました。2位を逃すこととなったコースアウトについては、レース中盤以降にカナードとの距離が縮まってきたので少し無理をしてしまった結果とのこと。カナードやダンジーと比較してマシンの挙動が安定していない場面も多くみられましたが、逆にマシンは良くなっているそう。開幕戦、第二戦と続いた不調はフロントサスにトラブル(間違えたパーツを組み込んだ)を抱えていたようで、前戦アナハイム2から当初の状態に戻り、自身の調子も上がってきているとのこと。カナードとの一件についてはお互い話してもう問題無いとコメント。

4. Eli Tomac – 元気なく上位に徐々に離される展開は心配。ロクスンのクラッシュで挽回の絶好のチャンスでしたがこの展開は厳しい。と思わせるのもトマックに勝てる実力があるのを知っているからこそなのですが…

5. Cole Seely – 序盤好位置もトリプルで立て続けに失敗し、失速するも立て直しこの位置に。本人は納得とのこと。

6. Justin Barcia – 荒れた軟質路面はバーシア得意なコンディションでヒートの勝利もあり期待されましたが…スタート直後10番手前後からの6位。

7. Davi Millsaps

8. Andrew Short – 前戦での負傷を感じさせないホールショットからのトップ快走には驚きも順位を落とす内容。

9. Blake Baggett – 徐々にポジションを上げたレースでしたが赤十字旗無視で2順位降格の9位へ。

10. Jason Anderson – 4位まで追い上げてきてからの、大クラッシュ。完走で10位。

11. Jake Weimer

12. Brett Metcalfe

13. Kyle Chisholm

14. Phil Nicoletti – JGRヤマハ負傷欠場中のパイクの代役で今季初出場。

15. Ken Roczen – 大クラッシュにヒヤッとしましたが、復帰して掴んだ6ポイントは大きいでしょう。

16. Vince Friese – 赤十字旗無視で降格。

17. Fredrik Noren – キャリア初メインレース進出!

18. Kyle Partridge

19. Killian Rusk

20. Martin Davalos – キャリア初の450SX出場でメインレース進出。昨年のSXシーズン中の怪我からの初レース。250SXイースト出場に向けての実戦経験を積むための出場で負傷した足は完治ではないそうです。赤十字旗無視で降格。

21. Josh Grant

22. Broc Tickle – トリプル着地失敗で負傷も次戦は参戦予定。

 

<450SX Championship Points Standings>

1. Ryan Dungey 82 – 意外は失礼もダンジーがランキング首位浮上!勢いづくか?

2. Ken Roczen 78/2 wins – クラッシュでランキング首位を明け渡すも4ポイント差。ダメージが残らなければ好調ロクスンには大きなポイント差ではないでしょう。

3. Trey Canard 68/1

4. Eli Tomac 64/1

5. Jason Anderson 62

6. Justin Barcia 58

7. Cole Seelt 45

8. Davi Millsaps 44

9. Andrew Short 44

10. Chad Reed 43


 

<250SX West Main Event Results>

1. Malcolm Stewart – キャリア初優勝!トップを奪われたヒルの転倒で再度トップ浮上もラスト2周まで自分がトップだとは気づかなかったとコメントw 残り2周は緊張でミスあり慎重にウェブとの距離も考えながら走行とのこと。レース後のコメントで実兄ジェイムスに感謝の言葉を述べる姿は感動を呼びました。もう一人、感謝を述べていた相手はGEICOホンダのオーナーの一人でC・クレイグの義父にあたる、Jeff Majkrzak氏。今シーズンの契約がなかったマルコムにGEICOホンダのシートを開幕直前に用意したのがJeff Majkrzak氏とのことです。

2. Cooper Webb – 強烈な一撃のクラッシュから脅威の追い上げでマルコムの背後まで迫るものの時間切れ。レース終盤まで持続するスピードとフィジカルは素晴らしい。トレーニングパートナーのバウワーズとの関係は悪化へ…

3. Alex Martin – キャリア初の表彰台!これまでイースト参戦のライダーだったので軟質路面でワダチや荒れたコンディションが味方したようで、多くのライダー苦戦したコンディションも大歓迎とのこと!2014AMAモトクロス250王者、J・マーティンの実兄。

4. Tyler Bowers – 終始ノレなかったとコメント。疲労もありオーバートレーニングでは?とも。ウェブとの一件はコチラで改めてチェックして下さい。悪意はないもののこれ以上、ウェブが自分に対しての攻撃的なコメントを止めなければ次は容赦しないとコメント。怖っ!

5. Zachary Bell – ホールショットから転倒直前の危険なシーンもありましたがキャリアは最上位。肩や足の怪我を抱えながらの参戦。

6. Zach Osborne – 荒れたコースは負傷を抱えながらの走行には厳しかったか。

7. Aaron Plessinger – スターレーシングのルーキー。波乱のレースを確実に追い上げての7位。

8. Joshua Hansen – 順位を上げられず我慢のレースか?

9. Justin Hill – サンドセクションを積極的にトライしてのあのクラッシュの代償は大き過ぎました。リードを築きかけてからの転倒。メインレースでのベストラップもヒルでした。タラレバですが数字上は勝てたレースでしょう。

10. Jessy Nelson – スタート大失敗からの転倒、追い上げての10位。このクラッシュは不運としか…

11. Shane Mcelrath – 出遅れから追い上げ再び順位を下げる展開。好調も結果に繋がらない展開が続きます。

12. Zackery Freeberg

13. Scott Champion

14. Jackson Richardson

15. Cole Martinez

16. Thomas Hahn

17. Austin Politelli

18. Trevor Reis

19. Brandon Scharer

20. Nico Izzi

21. Chris Alldredge

22. Aaron Siminoe

 

 

<250SX West Championship Points Standings>

1. Cooper Webb 86/2 wins – ネルソン、ヒルの転倒もありリードを広げることに成功。

2. Tyler Bowers 78 – 8点差。

3. Jessy Nelson 71/1 – 15点差へと…

4. Zach Osborne 69

5. Justin Hill 65

6. Malcolm Stewart 64

7. Aaron Plessinger 54

8. Shane McElrath 49

9. Alex Martin 47

10. Josh Hansen 47


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