【夏休みスーパークロス研究】『Bar to Bar 2014 – Monster Energy Supercross』

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モトクロスキッズの夏休み自由研究に最適の企画!「過去スーパークロスを振り返ろー!」。モンスターエナジースーパークロス公式チャンネルに毎シーズンリリースされる総集編ビデオ『Bar to Bar』シリーズが公開。最終回だったはずの4日目に加えて、2014年シリーズ450SXクラスの総集編を新たに追加!

 

これまでAMA絶対王者として君臨してきたR・ビロポートのAMA最後のスーパークロスシーズンにして、キング オブ スーパークロスことジェレミー・マクグラスが誇る、4年連続スーパークロスタイトル獲得の記録にビロポートが並んだAMA史に残るシーズンでもありました。これまでのビロポート、ダンジー、スチュワート、リードに加えて、カナード、バーシアを始めとするロクスンやトマックといった超有力な若手が450SXのフィールドで存在感を示し、新たな時代を感じさせるシリーズ開幕でもありました。エンジョイ!

 

 

例年通り、シリーズ序盤戦で転倒もあり取りこぼしが目についた王者ビロポートでしたが、この年はバトルとなっても冷静な戦い方が多く見られ、敗れても「タイトル優先」のコメントが表彰台で良く聞かれました。それでもビロポートは7勝、表彰台12回と圧倒的で強さで他のライバルとはこのシーズンもレベルが違う強さを見せつけ、最終戦を待たずタイトル決定のシーズンでした。

 

他には、J・スチュワートの5勝、C・リードの2勝とベテラン勢がシリーズを盛り上げるシーンもあったのですが、両者共にシリーズ途中で離脱と残念な結果に。

 

1 Ryan Villopoto 368
2 Ryan Dungey 304
3 Ken Roczen 285
4 James Stewart 272
5 Justin Barcia 250
6 Andrew Short 218
7 Justin Brayton 196
8 Josh Hill 159
9 Broc Tickle 126
10 Mike Alessi 123

 

1990年代のマクグラス全盛期には、4年連続スーパークロスタイトル獲得するライダーがこの先、現れるとは思いもしませんでしたが、ビロポートがそのマクグラスの記録、4年連続のスーパークロスタイトルの記録に並びました。結果的に2014年のスーパークロスシーズンが、AMA絶対王者として君臨してきたビロポートの最後のAMAでのシリーズとなることに。

 

ビロポートはこの年のサンディエゴでのスチュワートとのバトル中に痛めた古傷の膝の治療の為に、AMAモトクロスシリーズを欠場。2015年限りで引退を表明し、活動の場をヨーロッパでのMXGPに移す新しい試みも、負傷によりMXGPシーズン半ばの現役引退

 

この先のスーパークロスの歴史にマクグラス、ビロポートを越える新たな記録を打ち立てるようなスーパースターのの出現に期待したいです!

 

 

 

懐古主義ばかりは少々苦手でもありますが、過去のモトクロスも知ると、現在のモトクロスもモット好きになる!

 

因みにシェアしてきた、2010年〜2014年の『Bar to Bar』シリーズ。450SXシーズン総集編を編集したものになります。実際に商品化されている『Bar to Bar』シリーズは、東西250SXシリーズまでフォローされた完全版となります。バイク用品店等では過去の『Bar to Bar』シリーズを販売しているところもあるはずです。これを機会に過去シリーズ揃えてみるのもいいかもしれません。見ることも立派なトレーニングになり 〼

 

 


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