クラシックモトビデオ|『Bar to Bar 2011 – Monster Energy Supercross』450SXクラス

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シーズン毎にリリースされてきた、AMAスーパークロス総集編ビデオ『Bar to Bar』シリーズ。10シーズン以上に渡ってレースファンを楽しませてくれた人気のAMAスーパークロス公式映像作品。今回は、2011年 AMAスーパークロス450SXクラスのシリーズ総集編をシェア。

 

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2010年はそれまで続いた「スチュワート VS リード」2強時代から、1993年のジェレミー・マクグラス以来となるルーキーチャンピオンとして、ライアン・ダンジーが一気にスーパークロス界の頂点へ。自らの転倒、負傷によりタイトル争いに敗れたビロポート、巻き返しを図りたいスチュワート、リード、そしてルーキーのカナードの活躍と改めて振り返ると見所が多かったシーズンでした。そしてその後、続くこととなる「ビロポート4年連続スーパークロスタイトル獲得」の最初の年でもあります。エンジョイ!

 

 

以降の4年連続タイトル獲得を感じさせる「勝負強さ」を見せつけたビロポートの初スーパークロスタイトル獲得。若さというか、荒削り感も見受けられるシーンも何度もありましたが、前年のダンジーに続き初チャンピオン誕生で、スーパークロス世代交代を決定的なものと印象付けた、2011年シリーズ。ビロポート時代到来を告げる記念すべき初タイトルに。

 

他には、チャド・リード自らがオーナーを務めたプライベートチームで、その後のレース会場で最も人気を集めた「Two Two Motorsports」が始動した年でもありました。リードのレースキャリア第二幕スタートも2011年なのでした。アトランタSXでのリードとスチュワートのラストラップバトルは今でも語り継がれる熾烈でドラマチックな幕切れとなりました。

 

2011 シリーズランキング
1. ライアン・ビロポート 338
2. チャド・リード 334
3. ライアン・ダンジー 328
4. ジェームズ・スチュワート 301
5. トレイ・カナード 255
6. アンドリュー・ショート 230
7. ケビン・ウィンダム 207
8. デイビー・ミルサップス 180
9. ジャスティン・ブレイトン 155
10. ニック・ウェイ 152

 

このように過去スーパークロスシリーズを振り返っていくと、新しい楽しみを発見したり、現在へとつながるレース史やリザルト以外のところでも様々な因果関係等が見えてくるのものだと思います。

 

 

懐古主義ではなく、レース関連情報満載な好編集・総集編映像作品を改めてこうして楽しむのもモトクロスやオフロードバイクの楽しみ方のひとつだと考えます。

 


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