クラシックモトビデオ|『Bar to Bar 2010 – Monster Energy Supercross』450SXクラス
シーズン毎にリリースされてきた、AMAスーパークロス総集編ビデオ『Bar to Bar』シリーズ。10シーズン以上に渡ってレースファンを楽しませてくれた人気のAMAスーパークロス公式映像作品。今回は、2010年 AMAスーパークロス450SXクラスのシリーズ総集編をシェア。
それまでの「カーマイケル、スチュワート、リード」の3強時代から、カーマイケルが引退。そして「スチュワート VS. リード」一騎打ちの時代が続いてきましたが、若手の台頭もあり、群雄割拠な印象を与えた開幕戦。そして、後のスーパークロス世代交代を占うこととなる、振り返ると大変重要なシーズンでもあったのが、2010年のAMAスーパークロスでした。マクグラス以来となるルーキーのチャンピオン誕生瞬間を。エンジョイ!
絶対と思われていた「スチュワート VS リード」の構図がこの年に崩れ、両者負傷欠場…。ここから「ビロポート VS.ダンジー」の新世代・新時代の幕開けとなったのです。
そうなのです、古くは1980年代のリック・ジョンソン、ジェフ・ワード時代から勢力図塗替えや世代交代のタイミングは、スタントン、マクグラス、カーマイケル等、若手の台頭によっていつの時代も突然訪れるものなのです。そう、突然に。 それは、レース史が証明してくれています。
Position
|
Rider
|
Points
|
---|---|---|
1. | ライアン・ダンジー | 363 |
2. | ケビン・ウィンダム | 293 |
3. | デイビー・ミルサップス | 268 |
4. | ライアン・ビロポート | 266 |
5. | ジャスティン・ブレイトン | 238 |
6. | ジョシュ・ヒル | 233 |
7. | ニック・ウェイ | 197 |
8. | トミー・ハーン | 186 |
9. | アイバン・テデスコ | 183 |
10. | カイル・チゾム | 177 |
このように過去スーパークロスシリーズを振り返っていくと、新しい楽しみを発見したり、現在へとつながるレース史やリザルト以外のところでも様々な因果関係等が見えてくるのものだと思います。
懐古主義ではなく、レース関連情報満載な好編集・総集編映像作品を改めてこうして楽しむのもモトクロスやオフロードバイクの楽しみ方のひとつだと考えます。