レースビデオ&リザルト|2023 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第14戦 フィンランドGP

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2023 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第14戦 フィンランドGPのMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ&リザルトをシェア。

前戦ベルギーGPに引き続き、サンドコースでのレースとなったフィンランドGP。最高峰MXGPクラスではティム・ガイザーに続いて、頚椎骨折からジェフリー・ハーリングスが今大会から復帰。荒れるサンドコースとアグレッシブバトルで転倒者やアクシデントも多かった一戦。

エンジョイ!

 

 


【MXGP 総合結果】
1. Romain Febvre (FRA, KAW), 1-2.
2. Jorge Prado (ESP, GAS), 3-1.
3. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 4-3.
4. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 2-5.
5. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 8-4.
6. Tim Gajser (SLO, HON), 6-6.
7. Calvin Vlaanderen (NED, YAM), 5-7.
8. Jeremy Van Horebeek (BEL, HON), 9-8.
9. Alvin Östlund (SWE, HON),12-9.
10. Mitchell Evans (AUS, KAW), 11-10.

自身最多となる総合5連勝をチーム拠点フィンランドで達成したのは、新型マシン共に絶好調と語るフェーブル! レース1の序盤で3位から一気に首位浮上した仕掛けは、絶好調との言葉を裏付けるかのような圧巻のパッシング。今季ピンピンはないのですが、レース2終盤はプラドを追い詰めるも荒れたコースでリスクを負うよりも総合優勝を優先させたスローダウンと振り返りました。総合2位は、ポイントリーダーのプラド。大量ポイントリードもあり、荒れたコースでも得意のスタートからレースをコントロール。予選レースも制しており、3レース中で2勝という結果とレース展開はプラド強しを改めて印象づける内容。総合3位には、昨年のフィンランドGP覇者で2戦連続表彰台登壇となったコールデンホフ。インターバル中にはマシンテストも予定されているとのことで今季初優勝を目指すコールデンホフの好調維持なるか注目です。

負傷欠場から5戦ぶりの復帰戦となったハーリングス。事前のライディングは、1回のみと調整不足は否めないライディング。レース1は飛び石でロールオフ破損の不運もあり、総合5位。復帰戦となる今大会を本格復帰に向けての調整レースとして位置付けているとコメント。

 

【MXGP ポイントランキング】
1. Jorge Prado (ESP, GAS), 720 points
2. Romain Febvre (FRA, KAW), 622
3. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 550
4. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 525
5. Ruben Fernandez (ESP, HON), 489
6. Calvin Vlaanderen (NED, YAM), 477
7. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 418
8. Alberto Forato (ITA, KTM), 350
9. Valentin Guillod (SUI, HON), 276
10. Benoit Paturel (FRA, YAM), 204

好調フェーブルが迫り、ポイントリード減少するも「98点差」と大量リードで大きな影響なし。

 

【MX2 総合結果】
1. Andrea Adamo (ITA, KTM), 1-1.
2. Simon Laengenfelder (GER, GAS), 2-2.
3. Liam Everts (BEL, KTM), 3-4.
4. Lucas Coenen (BEL, HUS), 5-3.
5. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 4-7.
6. Rick Elzinga (NED, YAM), 7-5.
7. Sacha Coenen (BEL, KTM), 9-6.
8. Oriol Oliver (ESP, KTM), 6-9
9. Jan Pancar (SLO, KTM), 12-10.
10. Jorgen-Matthias Talviku (EST, HUS), 11-11.

自身初となるピンピン完全優勝果たしたポイントリーダーのアダモが総合優勝! 苦手とされるサンドコースながらも過去2大会の不調を払拭する快勝。再びポイントリーダーの座も安泰な状況となりました。総合2位は、ランゲンフェルダー。アダモ同様にサンドコースと決して好相性とは言えないライダーですが、レース2ではオープニングラップの転倒後は圧巻のスピードでの追い上げ劇。鎖骨骨折で負傷欠場期間もありましたが、シリーズ終盤で大注目な存在でしょう。総合3位には、エバーツ。首位快走シーンや表彰台登壇もありましたが、勝負所で攻めきれない展開に悔しさを滲ませました。

予選レース終了時、ポイントリーダーのアダモに10点差にまで迫ったヘールツですが、レース1オープニングラップの前走者の転倒に巻き込まれる不運で鎖骨骨折(プレート外れ)で今大会リタイア(ノーポイント)。手首骨折で2大会ノーポイントから逆転首位浮上を視野に捉えていたタイミングでの2度目の骨折…。過去数シーズン続く負の呪縛から解き放たられる時はいつになるのか…。

 

【MX2 ポイントランキング】
1. Andrea Adamo (ITA, KTM), 619 points
2. Jago Geerts (BEL, YAM), 559
3. Liam Everts (BEL, KTM), 532
4. Kay de Wolf (NED, HUS), 501
5. Simon Laengenfelder (GER, GAS), 492
6. Thibault Benistant (FRA, YAM), 462
7. Lucas Coenen (BEL, HUS), 461
8. Roan Van De Moosdijk (NED, HUS), 433
9. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 395
10. Jan Pancar (SLO, KTM), 273

10点差からヘールツの負傷離脱もあり、アダモのポイントリードは「60点」差へと再拡大!

 

レースビデオ&リザルト|2023 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第13戦 フランダースGP(ベルギー)

Juan Pablo Acevedo


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