レースビデオ＆リザルト｜2023 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第13戦フランダースGP（ベルギー）

by SetagayaRacing · Published 2023-07-24 · Updated 2023-07-24

2023 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第13戦フランダースGP（ベルギー）のMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ＆リザルトをシェア。

GP開催コース屈指のディープサンドコースであるベルギー、ロンメルがフランダースGPの会場。スキル的にもフィジカル的にもライダーに非常に厳しいコンディションでのディープサンドコース攻略はスピードだけでなく、安定感も求められます。

エンジョイ！

【MXGP 総合結果】
1. Romain Febvre (FRA, KAW), 1-2.
2. Jorge Prado (ESP, GAS), 3-1.
3. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 2-3.
4. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 5-4.
5. Calvin Vlaanderen (NED, YAM), 4-5.
6. Alberto Forato (ITA, KTM), 6-7.
7. Jeremy Van Horebeek (BEL, HON), 7-9.
8. Ruben Fernandez (ESP, HON), 11-6.
9. Brian Bogers (NED, HON), 10-10.
10. Ben Watson (GBR, BET), 9-12.

4連勝となる総合優勝を達成したのは絶好調フェーブル！独走勝利のレース1、最後方からの追い上げとなったレース2と対象的なレース展開となりましたが、予選レースからの好調ぶりを決勝レースでも見事に発揮。レース2終盤にプラドに接近するも荒れたサンドコースで体力消耗と転倒リスク回避の作戦で2位キープのまま総合優勝を最優先。硬質路面を得意とするフランス人ライダーですが、新レイアウトとなったロンメルのコースで大活躍。総合2位は、ポイントリーダーのプラド。大量ポイントリードもあり、荒れたコースでも得意のスタートから無理せずレースをコントロール。体調不良もあった前戦チェコGPとは違い、勝負強さも発揮。総合3位には、サンドコースと好相性のコールデンホフ。フェーブルやプラドには及ばない結果も予選レース勝利もあり、光るスピードを披露。自身の調子や安定感も上向きとのことで勝利に意欲を見せています。

大腿骨骨折の影響で、前戦で今季初レースを迎えたガイザーは苦手とされるサンドコースで大苦戦。転倒時に手に火傷を負う不運もあり、総合15位で今大会を終えました。

【MXGP ポイントランキング】
1. Jorge Prado (ESP, GAS), 665 points
2. Romain Febvre (FRA, KAW), 566
3. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 506
4. Ruben Fernandez (ESP, HON), 481
5. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 480
6. Calvin Vlaanderen (NED, YAM), 444
7. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 386
8. Alberto Forato (ITA, KTM), 331
9. Valentin Guillod (SUI, HON), 276
10. Mattia Guadagnini (ITA, GAS), 203

好調フェーブルが迫り、ポイントリード減少するも「99点差」と大量リードで大きな影響なし。

【MX2 総合結果】
1. Jago Geerts (BEL, YAM), 1-1.
2. Lucas Coenen (BEL, HUS), 2-2.
3. Simon Laengenfelder (GER, GAS), 3-3.
4. Liam Everts (BEL, KTM), 5-4.
5. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 7-6.
6. Rick Elzinga (NED, YAM), 9-5.
7. Andrea Adamo (ITA, KTM), 4-13.
8. Oriol Oliver (ESP, KTM), 8-10.
9. David Braceras (ESP, KAW), 12-7.
10. Isak Gifting (SWE, GAS), 11-8.

地元ベルギーのへールツが総合3連勝達成！予選レースから全ラップ首位の完璧な勝利。左手首骨折で2大会ノーポイントもありましたが、タイトル候補最右翼ライダーの完全復活で、MX2クラスのタイトル争いはドラマの予感です。総合2位は、大型新人クーネン。ヘールツと同じベルギー人でホームレース。優勝を狙うもヘールツの強さの前に総合2位を優先させる作戦となったとコメント。総合3位には、鎖骨骨折からの復帰後、調子を上げるランゲンフェルダーが3戦連続表彰台登壇。サンドコース苦手な印象あるライダーですが異なる展開の2レースを確実に走り切る好調さ。まだまだ調子を上げていけるとのこと。

【MX2 ポイントランキング】
1. Andrea Adamo (ITA, KTM), 564 points
2. Jago Geerts (BEL, YAM), 551
3. Kay de Wolf (NED, HUS), 501
4. Liam Everts (BEL, KTM), 487
5. Thibault Benistant (FRA, YAM), 462
6. Simon Laengenfelder (GER, GAS), 438
7. Roan Van De Moosdijk (NED, HUS), 433
8. Lucas Coenen (BEL, HUS), 425
9. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 361
10. Jan Pancar (SLO, KTM), 253