450SX決勝ハイライトビデオ|2021 AMAスーパークロス 第14戦 アトランタ2
2021 AMAスーパークロス 第14戦 アトランタ2(全17戦)。世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズ、終盤戦を迎えたシリーズ、最高峰プレミアクラスとなる450SXクラスの決勝ハイライトビデオ、リザルト&ポイントランキングをシェア。
今大会は、同一会場での1週間3連戦「トリプルヘッダー」として開催されるアトランタSX3連戦の「2戦目」。初開催地となるジョージア州アトランタ・モーター・スピードウェイが舞台。デイトナSXスタイル的なスピードウェイのインフィールドにレイアウトされた屋外特設スーパークロスコースはラップタイム約1分40秒前後という長さ。前戦と変わって好天の下、ベストコンディションでの白熱のレースアクションが展開されました。シリーズ終盤戦にして今季最後のトリプルヘッダー、ランキング争いに非常に重要な3連戦となることは間違いなし。
エンジョイ!
【450SX 決勝リザルト】
1. Ken Roczen (HON), 14 laps – 全ラップ首位の完璧な勝利! タイトル争いで厳しい状況に追い込まれていたロクスンでしたが、シリーズ終盤戦で再び息を吹き返す8戦ぶりの快勝。前戦からシャーシ等の大幅なマシン仕様変更を行ったと同時にレースへの取り組みの精神面でもこれまでと変えたそうで吉と出た形。好調時ロクスンらしい無駄のないスムースなライディングは見ていてまだまだタイムアップ出来そうなものでした。厳しいレースが続きましたが、本当に必要なタイミングで状況を好転させることが出来たと精神面での再構築について語りました。ホンダライダーによる1, 2フィニッシュは、2011年のトレイ・カナードとチャド・リードによるものから10年ぶり!
2. Chase Sexton (HON), +07.982 – 前戦で「ラストラップの自らの判断ミス」により初優勝を逃したものの好調を維持。序盤でウェブをパスし、2位浮上後にはロクスン独走状態が築かれていましたが、ラップタイム的には大きく離されることなくホンダ1, 2フィニッシュに貢献。450SXルーキーイヤーは転倒続きでしたが、アトランタ3連戦で好調の波に乗り優勝を目指すと力強いコメント。言葉通り、持ち前の安定感あるライディングが光りました。
3. Jason Anderson (HUS), +12.665 – ヒートレース時のクラッシュの影響でLCQからメインレース進出。前戦ではスタート直後のバーシアとの接触によりシフトレーバー破損。3速固定で4位に入賞。今回も追い上げレースでしたが、4戦ぶりの今季2度目の表彰台登壇。なかなか結果には表れていませんが、シリーズ後半戦からライディングは好調。今大会もタイムドプラクティストップタイム記録。スタートさえ決まればシリーズ終盤戦に優勝も狙えるかも?しれません。期待!
4. Justin Barcia (GAS), +14.629 – 前戦でのクラッシュで顔に裂傷や身体にダメージを負っていましたが、今大会はバーシアらしさが出た活躍。
5. Eli Tomac (KAW), +20.070 – 前戦での優勝時とは別人かのように精彩を欠いたレース。積極性も裏目に出るような小さな判断ミスも目に付き、再び立て直しが必要か?
6. Cooper Webb (KTM), +22.499 – 前戦同様に精彩を欠いたポイントリーダーらしくない順位を落とす展開。バーシアとの接触転倒は、相手がバーシアであることを考えると少々判断が甘かったのでは? アトランタ連戦でここまでスピード不足が露呈しているウェブ。アトランタでの最後の一戦、本来のウェブの戦いぶりを取り戻せるのか注目です!
7. Marvin Musquin (KTM), +25.364 – ヒートレース勝利で久々にムスキャンの活躍が期待されましたが、集団に埋もれて積極性を欠いた展開。
8. Aaron Plessinger (YAM), +29.296 – 好調維持もスタート直後のスチュワートの転倒の影響で追い上げレース。
9. Dean Wilson (HUS), +51.097 – 前戦での予選敗退からのトップ10入り。9位は今季ベストリザルト。
10. Joey Savatgy (KTM), +53.661
11. Dylan Ferrandis (YAM), +59.942
12. Martin Davalos (KTM), +1:03.797
13. Broc Tickle (HON), +1:06.029
14. Max Anstie (SUZ), +1:21.073
15. Tyler Bowers (KAW), +1 lap
16. Josh Hill (YAM), +1 lap
17. Cade Clason (KAW), +1 lap
18. Justin Starling (KTM), +1 lap
19. Henry Miller (KTM), +1 lap
20. Scott Champion (YAM), +2 laps
DNS Malcolm Stewart (YAM)
DNS Mitchell Oldenburg (HON)
【450SX ポイントランキング 14 of 17】
1. Cooper Webb 313 points(6勝)- 22点差から「13点差」へ。どうなるタイトル争い!
2. Ken Roczen 300(4勝)
3. Eli Tomac 278(3勝)
4. Justin Barcia 246(1勝)
5. Aaron Plessinger 215
6. Jason Anderson 211
7. Malcolm Stewart 192
8. Dylan Ferrandis 183
9. Marvin Musquin 168
10. Joey Savatgy 166
11. Dean Wilson 124
12. Zach Osborne 123
13. Adam Cianciarulo 120
14. Martin Davalos 113
15. Chase Sexton 110
16. Broc Tickle 100
17. Justin Brayton 96
18. Vince Friese 94
19. Kyle Chisholm 80
20. Justin Bogle 78
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