250SX決勝ハイライトビデオ|2021 AMAスーパークロス 第14戦 アトランタ2
2021 AMAスーパークロス 第14戦 アトランタ2。世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズ、AMAスーパークロス。東西に別れて争われる250SXクラスは、ウエストシリーズ終盤戦突入の第7戦(全9戦)として開催。決勝ハイライトビデオ、リザルト&最新ポイントランキングをシェア。
今大会は、同一会場での1週間3連戦「トリプルヘッダー」として開催されるアトランタSX3連戦の「2戦目」。初開催地となるジョージア州アトランタ・モーター・スピードウェイが舞台。デイトナSXスタイル的なスピードウェイのインフィールドにレイアウトされた屋外特設スーパークロスコースはラップタイム約1分40秒前後という長さ。前戦と変わって好天の下、ベストコンディションでの白熱のレースアクションが展開されました。シリーズ終盤戦にして今季最後のトリプルヘッダー、ランキング争いに非常に重要な3連戦となることは間違いなし。
タイトル争い繰り広げるキャメロン・マカドゥーの転倒により、赤旗再スタート。マカドゥーも大事に至らず、レース参戦へ。エンジョイ!
【250SXウエスト 決勝リザルト】
1. Justin Cooper (YAM), 11 laps – ポイントリーダーのクーパーが、タイムドプラクティス最速タイム、ヒートレース勝利、メインレース全ラップ首位と完璧なアトランタ2SX勝利。赤旗再スタートも含め、2回のメインレースで首位快走と絶好調。シーズンオフの負傷の影響でシリーズ序盤はスタートが決まらなかったコメントもありましたが、シリーズ重要な局面でクーパーにスキなしか?最終戦は東西シリーズ混走「ショーダウン」として開催される為、ウエストシリーズのみでのレースは次戦が最後。 僅差でタイトル争うマカドゥーのダメージもあり、残り2戦のレース運びに注目です。
2. Hunter Lawrence (HON), +07.206 – プラクティス時からマシンセッティングに苦労もメインレース直前に変更した仕様がマッチ。赤旗レース時には転倒をしており、再スタートに助けられた形に。再スタートでは出遅れもサンドセクションを始めとする難易度高いセクションでMXGPやネイションで実績を残してきたスキルが光りました。逆転タイトルには少々厳しい状況ではありますが、課題であるスタート決まれば調子上向きのローレンスの活躍に期待。
3. Cameron Mcadoo (KAW), +11.225 – 赤旗原因の血の気が引くような転倒シーンから、まさかの表彰台登壇。脳震盪が疑われたことと赤旗再スタート対象ライダーということで再スタート時にマカドゥーがゲートに並んでいることも話題となりましたが、厳密にマカドゥーの再スタート禁止に抵触するレギュレーションはなし。太ももにダメージを負った状態に加えて、フロントゼッケンなしのマシンでの見せた激闘は胸を打たれるものでした。
4. Nate Thrasher (YAM), +11.821 – 前戦でプロ初優勝を飾ったスラッシャーが今大会でも上位で存在感を示し、覚醒を強く印象づける快走。マカドゥーを最後まで追走する姿に成長を感じる激走。
5. Garrett Marchbanks (YAM), +24.953
6. Mitchell Harrison (HON), +26.343
7. Coty Schock (HON), +28.744
8. Pierce Brown (GAS), +29.294
9. Seth Hammaker (KAW), +31.963
10. Jalek Swoll (HUS), +34.307
11. Kyle Peters (HON), +47.894
12. Jace Owen (YAM), +50.856
13. Ty Masterpool (GAS), +55.880
14. Ramyller Alves (HUS), +1:03.107
15. Chris Blose (GAS), +1:03.890
16. Jarrett Frye (YAM), +1:10.684
17. Enzo Lopes (HON), +1:12.873
18. Jerry Robin (HUS), +1:21.377
19. Cedric Soubeyras (GAS), +1:25.261
20. Dilan Schwartz (SUZ), +1:29.213
21. Derek Drake (SUZ), +1:43.184
DNS Carson Mumford (HON)
【250SXウエスト ポイントランキング 7 of 9】
1. Justin Cooper 157 points(3勝)- 9点差へリードを拡大
2. Cameron McAdoo 148(1勝)
3. Hunter Lawrence 141(1勝)- 首位から16点差。マカドゥーの回復次第でランキング2位浮上も視野に。
4. Seth Hammaker 121(1勝)
5. Jalek Swoll 121
6. Garrett Marchbanks 120
7. Nate Thrasher 101(1勝)
8. Kyle Peters 93
9. Chris Blose 86
10. Coty Schock 86
11. Mitchell Harrison 75
12. Stilez Robertson 57
13. Pierce Brown 50
14. Jace Owen 48
15. Cedric Soubeyras 45
16. Ty Masterpool 38
17. Robbie Wageman 37
18. Jarrett Frye 37
19. Jordon Smith 33
20. Ramyller Alves 31
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