250SXハイライトビデオ&リザルト雑感|2021 AMAスーパークロス 第7戦 オーランド1
【追加:リザルト雑感】
2021 AMAスーパークロス 第7戦 オーランド1。世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズ、AMAスーパークロス。東西に別れて争われる250SXクラスのイーストシリーズ第7戦(全9戦)、決勝ハイライトビデオ、リザルト&ポイントランキングをシェア。
クラシックモトビデオ|2007 AMAスーパークロス 第11戦 オーランド450SX決勝フルビデオ
コロナ禍で行われる2021 AMAスーパークロスシリーズ。多くのラウンドを同一会場3連戦「トリプルヘッダー」(一部2連戦、デイトナSXは単独開催)を基本に開催。第7戦はフロリダ州オーランドでの2連戦、初戦。ダブルヘッダーとして開催されるオーランドSXですが、開幕から続いた250SXイーストシリーズ連戦は今大会で一旦インターバル期間に突入。オーランドSX2戦目は250SXウエストシリーズの開幕戦が行われるというコロナ禍ならではの変則的なレースカレンダーとなっています。
約2ヶ月に及ぶ250SXイーストのインターバル期間突入直前の重要なラウンドに。ハイライトビデオで大注目の一戦を振返ります。レース関連記事リンクは最下段に。エンジョイ!
【250SXイースト 決勝リザルト】
1. Jett Lawrence (HON), 19 laps – 肩の負傷が完治しないもののホールショットから安定したライディングで今季2勝目。ライディングのキレ&しなやかさは健在。肩のダメージ抱えるローレンスには序盤の整備された綺麗なコースで首位キープ出来たことは運も味方したはず。オーストラリア人ライダーのローレンス、トレーニング拠点はフロリダとうことでホームレースでの勝利。翌戦開幕のウエストシリーズには実兄ハンター・ローレンスが登場。
2. Colt Nichols (YAM), +01.118 – ローレンスの背後に迫るシーンも何度かありましたが、自身のミスや周遅れの影響で勝負仕掛けるに至らず。レース序盤に思うように攻めきれなかったと語っており、皮肉にもその通りの悔しいレース内容。とはいえ、上位で安定してきたスタートとレース終盤でも衰えないスピードとフィジカルの強さはタイトル争い大本命は変わらず。
3. Christian Craig (YAM), +19.403 – 得意の硬質路面で活躍が期待されていましたが、降雨の影響とヒートレースの大クラッシュで右手を負傷は大誤算。タイトル争い中ということと今大会終了後のインターバルを考慮し、レースには強行出場の判断。現地での診断では骨には異常なしとの診断も改めて精密検査を受ける予定とのこと。負傷した状態での3位という結果&ニコルスに2点のビハインドで済んだことには勝利と同等の価値であったとコメント。残り2戦の開催地、ソルトレイクシティはクレイグ得意の硬質路面。最終戦は東西混走のショーダウンということもあり、8点ビハインドも大逆転タイトルの可能師は十分にあるはずです。
4. 下田丈 (KAW), +33.140 – スタートの瞬間にバランスを崩し出遅れ、10番手からの追い上げレース。4番手まで追い上げるもトップ3からは大きく離され単独走行のままフィニッシュ。レース後半はクレイグからのビハインドを徐々に削りながらのラップでしたがフープスで終盤に大きくタイムロス。ライディング自体とランキング3位のままインターバル突入には満足しているとのコメント。
5. Mitchell Oldenburg (HON), +47.635 – 一発のスピードは定評あるものの下田の後塵を拝し続けているライダー。課題の安定感とレース後半のペースダウンは、上位4人からは1ランク下がる印象。
6. Joshua Varize (KTM), +1 lap
7. Kevin Moranz (KTM), +1 lap
8. Joshua Osby (HON), +1 lap
9. Hunter Schlosser (YAM), +1 lap
10. Logan Karnow (KAW), +1 lap
11. Devin Simonson (KAW), +1 lap
12. Luke Neese (KAW), +1 lap
13. Lane Shaw (KTM), +1 lap
14. Thomas Do (KTM), +1 lap
15. Alexander Nagy (KTM), +1 lap
16. Grant Harlan (HON), +2 laps
17. Scott Meshey (HUS), +2 laps
18. Wilson Fleming (HON), +2 laps
19. Maxwell Sanford (HON), +2 laps
20. Lorenzo Camporese (KAW), +3 laps
21. Hunter Sayles (KTM), +4 laps
22. Jeremy Hand (HON), +6 laps
【250SXイースト ポイントランキング 7 of 9】
1. Colt Nichols (YAM), 166 points(3勝)– ポイントリードを拡大して2ヶ月のインターバル期間へ。
2. Christian Craig (YAM), 158(2勝) – 8点ビハインド
3. 下田丈 (KAW), 138 – 首位から28点差。残り2戦でローレンスが10点差に迫ってきました…。
4. Jett Lawrence (HON), 128(2勝)
5. Joshua Osby (HON), 103
6. Michael Mosiman (GAS), 97 – 負傷欠場(手)
7. Mitchell Oldenburg (HON), 91
8. Joshua Varize (KTM), 81
9. Thomas Do (KTM), 74
10. Grant Harlan (HON), 71
11. Kevin Moranz (KTM), 70
12. Logan Karnow (KAW), 61
13. Jeremy Hand (HON), 59
14. John Short (SUZ), 55
15. Max Vohland (KTM), 46 – 負傷欠場(股関節)
16. Hunter Sayles (KTM), 46
17. Luke Neese (KAW), 44
18. Austin Forkner (KAW), 40 – 負傷欠場(鎖骨)
19. Devin Simonson (KAW), 39
20. Wilson Fleming (HON), 35
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O c t o p i M e d i a , P r o C i r c u i t