ヤバすぎるスキル|クーパー・ウェブ「2人斬り首位浮上劇」2021 オーランド1SX

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2021 AMAスーパークロス 第7戦 オーランド1、最高峰450SXクラスで今季2勝目となる勝利を飾ったクーパー・ウェブ首位浮上の瞬間をシェア。追い上げのレーススタイルがウェブの勝ちパターンではありますが、今季は思うようなスタートが決まらない上に、序盤の混戦でペースを乱してしまうレースも見られました。オーランド1SXでは、スタート直後4番手という好位置から首位を伺う展開に。

 

 

2周目に首位浮上したジャスティン・ブレイトンを先頭にケン・ロクスン、ウェブ、ジャスティン・バーシアという4台が首位争いしていた4周目。ホンダ勢1,2争いにウェブが、ここしかないというタイミング・場所で一気に勝負を仕掛けます。

 

エンジョイ!

 

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リズムセクション攻略タイミングが異なるブレイトンとジャンプをミスしたロクスンとの位置関係に微妙な距離感が出来た瞬間、ウェブが両者のイン側に飛び込んでの3番手から一気に首位浮上! ウェブはこの翌周にこのレースでのベストラップ記録。ただ一人、49秒台に突入するタイムを記録するスピードを披露。

 

ブレイトンとロクスンはホンダ勢にして、昨年のチームメイトで家族ぐるみで親交も深い間柄。ブレイトンの実力からするとロクスンのペースをこれ以上抑え込む必要もなく、同周回でロクスンの位置を確認する姿が見られたことや当該セクションでの首位ながらアウト側ラインを選択した様子から推測すると、ロクスンがイン側に飛び込んで来れば、速やかに首位を明け渡すつもりだったでしょう。しかし、そこに現れたのはオレンジのマシンのウェブなのでした。

 

 

ライブ中継時の解説リッキー・カーマイケルの指摘にもあったのですが、リズムセクション進入時の3番手ウェブは中継音声で十分に拾えるほどマシンをレブらせてのロクスンを牽制。ウェブからのプレッシャーの影響か? ロクスンはリズムセクションでイン側ラインを開けてしまった上にジャンプもミス…。これを単純にロクスンのミスと取るか、ウェブの作戦勝ちと受け取るかは、アナタ次第!

 

ニューモト的にはコース内外で策士として上手であるウェブがマシンをレブらせ、ロクスンの動揺を誘った作戦勝ちと見ています。

 

 

敗れたもののポイントリーダー、ロクスンの好調は変わらず。モトゴシップ的にはウェブが今季採用のWP新エアサスのセッティングに試行錯誤している情報は中継内や海外メディアで報じられています。好スタートから序盤のポジションアップで今季シリーズを優位に進めているロクスンを相手にする、泥臭いまでのウェブの勝利への執念が今後のシリーズを更に盛り上げてくれるはず。

 

 

シリーズ中盤戦に突入している今季AMAスーパークロス。タイムドプラクティス時から、有力勢のタイム差が僅差なのも話題。ディフェンディングチャンピオンのイーライ・トマックの復調にも注目して、AMAスーパークロスを楽しみましょう!

 

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450SXハイライトビデオ|2021 AMAスーパークロス 第7戦 オーランド1

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