450SXハイライトビデオ＆リザルト雑感｜2021 AMAスーパークロス第7戦オーランド1

by SetagayaRacing · Published 2021-02-15 · Updated 2021-02-22

【追加：リザルト雑感】

ヤバすぎるスキル｜クーパー・ウェブ「2人斬り首位浮上劇」2021 オーランド1SX

2021 AMAスーパークロス第7戦オーランド1、全17戦で行われるシリーズ開幕戦。最高峰プレミアクラスとなる450SXクラスの決勝ハイライトビデオ、リザルト＆ポイントランキングをシェア。

クラシックモトビデオ｜2007 AMAスーパークロス第11戦オーランド450SX決勝フルビデオ

今季初の屋根なしスタジアムでの開催となる第7, 8戦はフロリダ州キャンピング・ワールド・スタジアム（旧シトラスボウル）でのオーランドSX2連戦。シトラスボウルは地元フロリダ州のレジェンド、リッキー・カーマイケル現役最後のスーパークロス参戦（2007年）の地ということで、第7戦は2007年度のレプリカ版コースレイアウトが採用されています！

エンジョイ！

【450SX 決勝リザルト】
1. Cooper Webb (KTM), 25 laps – 今季2勝目！今回はレース序盤の首位浮上劇。スタート直後からロクスンに照準定めた仕掛けと勝負強さにウェブの強みが凝縮も、終盤の荒れたコンディションでミスを重ねたのはらしくない姿でもありました。久々に序盤からの首位キープはタフなものであったともコメント。

2. Ken Roczen (HON), +00.943 – ウェブの勢いに屈した形も最後まで背後でチャンスを伺うレースは好調維持をアピール。今大会も好スタート発揮。ブレイトン攻略に手間取ったことを認めるコメントもありましたが、長いシリーズを戦う上で2位に満足とのこと。

3. Zach Osborne (HUS), +06.256 – 昨年のAMAモトクロス王者が今季初表彰台登壇へ！ホールショットから首位も序盤のフープスでミス、今季調子の上がらないオズボーンであればこのまま後方集団に飲み込まれるかと思いきや再びリズムを取り戻し、バーシアの追撃を振り切る激走。スタートに関するマシンセッティング変更を行っており、それが功を奏したとのコメント。

4. Justin Barcia (GAS), +06.679 – フープスであわや転倒からのスーパーセーブ。不運もあり出入りの激しいリザルトが続きますが、昨年までのヤマハ時代とは異なるライディングの力強さは健在。歯車が再び噛み合えばまだまだ優勝争いに絡むバーシアの姿が見れるはず。

5. Eli Tomac (KAW), +17.137 – またしてもスタート出遅れ…。今回は常に上位10台以上のタイム差が僅差なので、スタート出遅れは致命的。ディフェンディングチャンピオンとしてのトマックらしいライディングが今季はなかなか見られず残念。オーランドSX連戦のインターバルはフロリダに滞在せず、トレーニング拠点コロラドへ戻ってのスタート練習と走り込みとコメント。

6. Aaron Plessinger (YAM), +26.517 – オープニングラップ15番手からの追い上げ。荒れたコンディションを得意とするライダーらしく、フィニッシュまでしぶとくポジションアップ。マシンのセッティングも好調でベストなレースが出来たとコメント。本領発揮間近か？

7. Marvin Musquin (KTM), +29.414 – スタート出遅れ等、ミスが続く今季のムスキャン。序盤のペースアップが思うように行かずに追い上げもここまで。タイトル争いから大きく離され、かつでのライディングを取り戻しきれていない印象。年齢か？

8. Jason Anderson (HUS), +36.629 – 指の負傷抱えながらも徐々に調子を上げてくるもスタート出遅れ。2018 SX王者としては寂しすぎる結果続き。

9. Malcolm Stewart (YAM), +41.602 – 地元フロリダ大会で活躍が期待されるもミスもあり、この位置。今季6度目のトップ10はこれまでのマルコムにはなかった安定感ですが、ファクトリーチーム入りしたからには更に上位が期待されます。フロリダでのレースが続きます。マルコムの一発に期待！

10. Adam Cianciarulo (KAW), +45.312 – 地元フロリダ出身。タイムドプラクティスではトップタイムも決勝では全く存在感示せず…。

11. Justin Brayton (HON), +47.406 – 悪天候の影響で練習車でレース出場。

12. Dean Wilson (HUS), +48.786 – つま先骨折とヒザのダメージで3レース欠場からの復帰戦。

13. Joey Savatgy (KTM), +49.289
14. Benny Bloss (HON), +1 lap
15. Vince Friese (HON), +1 lap
16. Martin Davalos (KTM), +1 lap
17. Shane Mcelrath (HON), +1 lap
18. Justin Bogle (KTM), +2 laps
19. Kyle Chisholm (YAM), +2 laps
20. Justin Starling (KTM), +3 laps
21. Fredrik Noren (KAW), +7 laps
22. Dylan Ferrandis (YAM), +23 laps

【450SX ポイントランキング 7 of 17】
1. Ken Roczen (HON), 161 points（3勝）
2. Cooper Webb (KTM), 148（2勝）- 13点ビハインド
3. Eli Tomac (KAW), 132（1勝）
4. Adam Cianciarulo (KAW), 118 – 首位から43点差
5. Justin Barcia (GAS), 115（1勝）
6. Marvin Musquin (KTM), 110
7. Malcolm Stewart (YAM), 109
8. Zach Osborne (HUS), 108
9. Aaron Plessinger (YAM), 99
10. Dylan Ferrandis (YAM), 97
11. Justin Brayton (HON), 86
12. Jason Anderson (HUS), 82
13. Joey Savatgy (KTM), 77
14. Broc Tickle (HON), 52
15. Dean Wilson (HUS), 46
16. Martin Davalos (KTM), 44
17. Vince Friese (HON), 42
18. Kyle Chisholm (YAM), 39
19. Benny Bloss (HON), 36
20. Justin Bogle (KTM), 29