モトゴシップ|2021 MX2新王者マキシム・ルノー「2022年はMXGPクラス」参戦発表
2021 FIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズ MX2クラスでチャンピオンに輝いたフランス人ライダー、マキシム・ルノー。ヤマハファクトリー抜擢初年度にシリーズ残り2戦を残し、早々とタイトルを確定した圧倒的な強さと安定感が持ち味のライダー。
そのルノーが、来季はMX2タイトル防衛せずに最高峰MXGPクラスにステップアップを発表しました。
記念ビデオ&ギャラリーまとめ|2021 FIMモトクロス世界選手権 MX2新王者 マキシム・ルノー
シリーズ後半戦突入時から大量ポイントリードを築き上げており、チャンピオン獲得濃厚ムード高かったルノー。182cm、76kgという恵まれた体格のライダーということもあり、モトゴシップとして来季去就問題は話題となっていました。
ルノーとヤマハは今回のMXGPクラスステップアップと併せて、2023年までの2年契約更新も発表しています。
「MXGPクラスにステップアップという新しいチャレンジにとても興奮しています。全く新しいチャレンジになることは分かっていますし、私のキャリアの中で最も重要なことです。なぜなら、MXGPに到達すればトップに立つことになり、前に進むためのクラスはありません。準備はできていますし、この経験を良いものにして、長く続けていきたいと思っています。マシンをテストしてみましたが、すでにとても良い感触を得ています。これまでも450に乗ってきたので新しいバイクというわけではありませんが、ファクトリーマシンに乗るのは初めてで、すでに準備万端という感じです。これから冬の間に出来るだけ自分に合うようにバイクをテストして、来シーズンに備えます。新しいチャレンジを楽しみにしています。」
マキシム・ルノー
【2021年 マキシム・ルノー MX2クラススタッツまとめ】
・総合優勝 – 5回
・レース勝利 – 10回
・表彰台登壇 – 14回
・3位以内 – 24回
ヤマハファクトリーからのMXGPクラス参戦というオファーに対して、個人的にはMX2タイトル防衛を視野に慎重に検討するといったコメントもあり、MX2クラス残留かと思われたモトゴシップでしたが、今回のMXGPクラスへのステップアップ発表。
来季の最高峰MXGPクラス参戦ヤマハファクトリーは、ジェレミー・シーワーとグレン・コールデンホフが残留。ベン・ワトソンは離脱…。そこにルノーが新加入となり昨年に引き続いて3名体制となることがリリース内でも触れられていました。
キッズ時代からヤマハ一筋のルノー。ヤマハ育成プログラムの成功例としての紹介もリリース内でされていたのが印象的でした。
大柄で安定感あるライディングだけでなく、スピードも伸び盛り。最高峰MXGPクラスで即戦力が期待されます。
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