【ハイライトビデオ&リザルト雑感】2015 MXGP Rd.16 オランダGP アッセン
MotoGPでもお馴染みの歴史あるロードサーキット、アッセンでの特設コースで行われた 2015 MXGP Rd.16 オランダGP。開催前から今後のMXGPを占う一戦として重要視されていたオランダGP。大成功との見方がされています。ロードサーキット上に持ち運ばれたサンドは、レース後の会場の原状回復の観点からも「土」ではなく「砂」が使用されたという話も。タイトル決定劇もあり見逃せない注目の一戦です!
MXGP of Netherlands News Highlights 2015
MXGP The Netherlands MXGP Best Moments
MXGP Results
1. Shaun Simpson (KTM)…1-3 – ディープサンドのベルギーGPに続いてサンド2連勝。レース1は転倒からの素早いリカバリーと追い上げ劇は圧巻の強さ! レース2では確実に序盤から3番手をキープし、今季2度目の総合優勝獲得。ファクトリーマシン貸与で好調に磨きがかかっています!
2. Romain Febvre (Yam)…5-1 – カイローリ以来のプレミアクラスとなるMXGPクラスでルーキー王者が誕生! レース1は、オープニングラップ9番手と珍しく出遅れ。混戦の中、確実な追い上げで5位。タイトル獲得の可能性が残るレースでは、好スタートからレース中盤に数少ないパッシングポイントでトップのボブリシェフ相手に積極的な仕掛けでトップ浮上。そのまま後続を寄せ付けず、見事勝利でタイトルを獲得!
3. Glenn Coldenhoff (Suz)…4-2 – 得意のサンドコースで予選から絶好調。地元オランダの大声援もあり表彰台へ。スタート失敗を悔やむコメントも。
4. Gautier Paulin (Hon)…2-4 – 膝の負傷を抱えながらの参戦が続き、上位でのバトルではあとひと踏ん張りが足りない印象でしたが、負傷も回復傾向とのことで残り2戦に期待。
5. Evgeny Bobryshev (Hon)…3-5 – チームメイト、ポーランとのバトルが多かった一戦。好調維持。
6. Max Nagl (Hus)…6-6 – シリーズ中盤までのポイントリーダー時のライディングには程遠いですが、復帰2戦目で結果まとめてきました。
7. Jeremy Van Horebeek (Yam)…7-7
8. Todd Waters (Hus)…9-9
9. Dean Ferris (Hus)…8-11
10. Jose Butron (KTM)…14-8
Other notables: 11. Nathan Watson; 12. Jeffrey Dewulf; 14. Filip Bengtsson; 16. Tyla Rattray; 20. Stuart Edmonds; 24. 山本 鯨 (Hon)…22-23 – 今季ヨーロッパラウンド最後の一戦でしたがノーポイントに。; 27. Kyle Engle (USA)
2015 FIM 450 POINTS STANDINGS (After 16 of 18 races)
1. Romain Febvre…638 – ルーキーチャンピオン誕生!
2. Gautier Paulin…536
3. Evgeny Bobryshev…499
4. Shaun Simpson…437
5. Tony Cairoli…416
6. Max Nagl…414
7. Jeremy Van Horebeek…394
8. Glenn Coldenhoff…361
9. Clement Desalle…331
10. Todd Waters…324
29. 山本 鯨…26
MXGP of The Netherlands MX2 Best Moments 2015
MX2 Results
1. Tim Gajser (Hon)…1-2 – サンドコースで不利では?との見方も強かったガイセルが見事、総合優勝! サンドコースを得意とするタイトルを争うKTMのヨナス相手に手にしたレース1での勝利は大きな意味ある一勝。転倒tのリスクを恐れないアグレッシブなライディングが印象的。
2. Max Anstie (Kaw)…9-1 – 僅かに残っていたタイトル獲得のチャンスを自らの転倒によって失ったレース1。取りこぼしが大きいアンスティの課題が大事な一戦で出てしまいました。レース2では、ベストラップで後続を寄せ付けずに優勝! アンスティらしい一戦に…
3. Brent Van Doninck (Yam)…4-4 – キャリア初表彰台。サンドが得意なベルギー人ライダー。
4. Julien Lieber (Yam)…3-6 – 得意のサンドコースで活躍。モト2ではゴーグルトラブル。惜しくも表彰台を逃す結果に。
5. Jeremy Seewer (Suz)…10-3 – レース1はスタート失敗。レース2では3位と好調維持。
6. Pauls Jonass (KTM)…2-13 – サスペンションセッティングに問題抱えていたというレース1。レース2でのスタート直後の転倒でフロントブレーキ破損はタイトル争うヨナスには厳しい試練。最後尾、ラップ遅れながら13位まで追い上げる力は、やはり並みのルーキーとは思えない底力!
7. Harri Kullas (Hus)…5-8
8. Benoit Paturel (Yam)…7-7
9. Thomas Covington (Kaw)…6-11
10. Brian Bogers (KTM)…11-9
Other notables: 11. Ben Watson; 12. Petar Petrov; 13. Henry Jacobi; 14. Valentin Guillod; 15. Davy Pootjes
2015 FIM 250 POINTS STANDINGS (After 16 of 18 races)
1. Tim Gajser…518 – キャリア初のポイントリーダーに。残り2戦で一気に13点差のリードは大きなアドバンテージ!
2. Pauls Jonass…505 – ルーキーながらポイント争いを繰り広げるヨナスですが、ここまで勝星無し。タイトルを狙うならば、残り2戦でガイセルの前を走ることと勝利が必要となってくるでしょう。
3. Max Anstie…474
4. Valentin Guillod…446
5. Jeremy Seewer…440
6. Jeffrey Herlings…423
7. Jordi Tixier…393
8. Julien Lieber…391
9. Benoit Paturel…320
10. Petar Petrov…301