下田丈ギャラリー&コメント|2023 フランス パリ・スーパークロス

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11月18, 19日にフランスのパリで開催された、2023 パリ・スーパークロス。オフシーズンのスーパークロスとしては今日では最も歴史あるフランスでのビッグイベント。ホンダファクトリー加入後初レースとなる下田丈選手の活躍に期待が集まりました。

モトゴシップ|下田丈「ホンダファクトリー」加入正式発表

AMAモトクロス250SXイーストでは開幕前の負傷にる欠場の影響でランキング13位でしたが、AMAモトクロス250MXクラスでは自身初ピンピン完全優勝含む活躍でランキング3位獲得。初開催プレーオフシリーズのAMAスーパーモトクロスでランキング2位となりました。そして上記記事リンク先の通り、来季ホンダファクトリー新加入についてのリリース、コメント&ギャラリーは上記記事リンク先からご確認ください。

 

2023 パリ・スーパークロス SX2クラス(250)参戦のAMAトップライダーとしては、下田選手のほかに地元フランスのトム・ビアルが参戦。両者による優勝争いが事前から予想された大会。2日間のレースは共に決勝3レース制で争われました。

【2023 パリ・スーパークロス 総合リザルト】
1. 下田丈 (Hon) 1-1-3-1-3-1
2. Tom Vialle (KTM) 8-2-1-4-2-2
3. Anthony Bourdon (Kaw) 4-4-4-3-1-3
4. Jace Owen (Yam) 2-3-2-2-8-6
5. Cullin Park (Hon) 3-5-5-5-7-4

2日間に渡り行われた6レース中、4勝。ホンダファクトリー初戦で総合優勝を飾りました。ハンター・ローレンスがモトクロス・オブ・ネイションズでレースしたマシンを今大会で使用した下田選手。サスペンションやクランプ等をSX仕様に変更したマシンで快勝。両日共にライブ中継観戦しましたが、マシンとの相性は問題なし。滑りやすい硬質路面でも自信に満ち溢れたライディングでした。勝利出来なかったレースはスタートミスによるものですが、スタートに苦しんだ今季AMAシリーズ中とは別人のようなレース展開を披露。フープスでの安定感やコーナースピードも光りました。ミスにより、大きなタイム差ないビアルが接近するシーンも何度かありましたが、下田選手に隙はなし。大差で両日の総合優勝2回と「プリンス・オブ・パリ」の称号を手にしました。

 

総合的に勝利を収めることができて嬉しいです。もちろん、改善が必要な部分も見つけましたが、全体的には順調で着実な進歩を遂げていることに大いに満足しています。正直なところ、この2日間を楽しんでいました。自分のペースに自信がありましたし、ライディングもスタートも良かったです。ただ、5分というレースがあまりにも短いため、最初の2周でうまくいかなかった場合、リカバリーしてすべてのライダーを抜かすのは難しかったです。でも、6レース中4つを制することが出来て私は集中力を維持できたし満足しています
– 下田 丈

 

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