モトゴシップ|2023年 AMAスーパークロス、モトクロス、スーパーモトクロス「全31戦」レースカレンダー発表

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2023年から開催される新シリーズも話題のアメリカMXレースシーン。AMAから注目のレースカレンダーが発表されています。

年始開幕のAMAスーパークロス、5月開幕のAMAモトクロス、9月開幕の新シリーズ「AMAスーパーモトクロス」すべてのレースカレンダーが一挙に公開。

【追加あり】

 

 

・全17戦(変更なし)
・アナハイム – 2大会開催
・トリプルクラウン(決勝3レース制)3大会開催
・250SX東西混走ショーダウン3大会開催
・250SX西シリーズ全9戦
・250SX東シリーズ全10戦

 

 

・シリーズ全11戦(1戦減少)
・2022年シリーズとレース開催会場に変更なし

 

モトゴシップ|AMA新シリーズ発足「スーパーモトクロス・ワールド・チャンピオンシップ」2023年スタート

上記記事リンク先でシェアした通り、新シリーズ「AMAスーパーモトクロス」が全3戦で開催。AMAスーパークロス、AMAモトクロスの両シリーズ終了後、両シリーズの450クラスと250クラスの合算獲得ポイント上位20名(シード選手)と21位〜30位のライダーによる敗者復活勝者によって行われる「プレーオフ」的な要素の新シリーズ。

 

・450ccクラス、250ccクラス開催
・決勝2レース制(20分+1周)
・SX・MX合算ポイントはリセットされランキング順に26点〜1点ポイント付与
・第1戦 26点〜1点(獲得ポイント)
・第2戦 52点〜2点(2倍)
・第3戦 78点〜3点(3倍)
・最終戦での大逆転可能システム
・第1戦、第2戦の開催地未定
・国別対抗世界選手権「モトクロス・オブ・ネイションズ」後に最終戦開催
・最終戦はSXの聖地のひとつ「LAコロシアム」での開催決定。
・AMA全シリーズ終了は、10月14日ということに

 

【追加】
これまで通り、AMAスーパークロスとAMAモトクロスの両シリーズ各クラスでチャンピオンが誕生します。独立したシリーズとして各クラスのランキングの扱いも変更なし。その上で「プレーオフ」的に短期決戦で争われる新シリーズが「AMAスーパーモトクロス」となり、SXとMXとは別にシリーズチャンピオンが誕生することに。

 

 

年始から10月中旬までに全31戦という過密スケジュール。トップライダーからプライベーターまで、AMAスーパークロス参戦のみというライダーが多いのがUSモトクロス界の特徴ではありますが、全戦参戦ライダーの身体的・精神的負担も懸念されます。賞金総額約15億円というスーパーモトクロスがどのように機能していくのか非常に興味深いところ。

今回の発表を受けて想定出来るのは、下田丈選手含めたAMA有力ライダーの全日本モトクロス選手権最終戦MFJ GPやFIM ワールドスーパークロス等のアメリカ国外レースへの参戦数減少。

特にFIM ワールドスーパークロスとの対決構図がより鮮明に浮き彫りとなった点は、今後の世界最高峰レースシーンに与える影響として最重要案件ともいえるのではないでしょうか。AMAスーパークロスでのビッグネームの参戦がシリーズの成功を左右することが予想され、これまでの「アメリカ VS. MXGP」という対決構図が変化していく可能性もあるでしょう。

 

supercrosslive, Octopi Media


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