モトゴシップ|クーパー・ウェブ「レッドブルKTM」2023年 契約更新
AMA参戦KTMファクトリーチーム「レッドブルKTM」は、2019, 2021 AMAスーパークロス2冠王者のクーパー・ウェブとの契約更新を発表。
燃え尽き症候群や頭部へのダメージによる影響等の心身の療養を優先させるために今季AMAモトクロス参戦を見送り(第一子誕生含む)。この判断の裏にはKTMと契約更新内定が水面下であると思われていただけに驚きはありませんが、注目はその契約内容です。
モトゴシップ|クーパー・ウェブ「全戦欠場」2022 AMAモトクロス
ウェブの2022 AMAモトクロス参戦見送りに関する詳細は、上記記事リンク先でご確認いただけます。
レッドブルKTMとウェブとの間で新たに交わされた契約内容をまとめると…。
・2023年の単年契約
・AMAスーパークロスのみ
・AMAモトクロス参戦は「オプション」
ウェブのこれまでの実績やKTM移籍後の成功を振り返ると、複数年契約でないことに驚き。しかも、AMAスーパークロス参戦のみという基本合意内容!
ディフェンディングチャンピオンとして挑んだ 2022 AMAスーパークロスはランキング7位(1戦欠場)。優勝ゼロ、表彰台登壇4回という不振。その最大の原因として挙げられているのはウェブも公言していますが、フルモデルチェンジを果たしたKTMのニューマシンのセッティング。このマシン仕様の問題は解決されるはず? ですが、どうも単年契約というのは解せない点。
モトゴシップ|スターレーシングヤマハ「トマック&フェランディス」2023年 契約更新
ウェブには一時、古巣スターレーシングヤマハへの出戻り移籍説もモトゴシップとして囁かれていましたが、トマックとフェランディスの契約更新でその線は消えました。しかし、トマックは来季限りで現役引退濃厚説(AMAスーパークロス終了後)もあり、2024年にトマックのシートにウェブが収まる可能性もゼロではないでしょう。
AMAスーパークロスのみの契約内容に関しては、今季から新たにスタートするFIM ワールドスーパークロス参戦を視野に入れているのでは? という見方も。2023年以降のFIM ワールドスーパークロスに関して、シリーズオーガナイザーとAMAファクトリーチーム、AMAトッププロの間で新シリーズ参戦に向けた交渉が行われている模様。AMAスーパークロスとMXGPシリーズ終了後にスケジュールされる新シリーズ。将来的に参戦したいAMAトッププロとそれを認めないファクトリーチームという構図で現時点では水面下で交渉されている情報あり。
AMAでは、来季去就関連モトゴシップがそろそろ盛り上がってくる時期。正式発表以外にもその背景ストーリー含めた情報を今後もお届予定です!
モトゴシップ|クーパー・ウェブ「全戦欠場」2022 AMAモトクロス
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