レースビデオ＆リザルト｜2022 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第12戦インドネシアGP

by SetagayaRacing · Published 2022-06-27 · Updated 2022-06-28

2022 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第12戦インドネシアGPのMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ＆リザルトをシェア。

MXGP事件簿｜マキシム・ルノー「ビッグジャンプ大前転」一部始終 2022 ドイツGP

新型コロナウイルス感染症の影響で3年振りの開催となったインドネシアGP。インドネシア東部スンバワ島の特設コースで開催されました。世界3位のバイク販売数、所有国のインドネシア。東南アジアならではの高温多湿の気候の中で予選日、決勝日併せて4万人の観客が来場しました。

【MXGP 総合結果】
1. Tim Gajser (SLO, HON), 1-1.
2. Jorge Prado (ESP, GAS), 2-2.
3. Ruben Fernandez (ESP, HON), 3-4.
4. Romain Febvre (FRA, KAW), 5-3.
5. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 4-6.
6. Mitchell Evans (AUS, HON), 6-5.
7. Pauls Jonass (LAT, HUS), 7-7.
8. Mattia Guadagnini (ITA, GAS), 8-8.
9. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 12-9.
10. Jordi Tixier (FRA, KTM), 9-12

体調も回復し再び好調の波に乗るポイントリーダーのガイザーが今季総合8勝目達成！予選レース勝利から挑んだ決勝日のホールショット獲得のレース1、4番手スタートから3周目に首位浮上したレース2と両レースでベストラップを記録する文句なしの勝利。総合2位は、今季9度目の表彰台登壇となるプラド。肩の負傷が完全に癒えていないとの見方もありますが、昨年までの勝利に貪欲な姿勢が影を潜めているのは少々残念な点。総合3位には、MXGPクラスルーキーのフェルナンデスが今季2度目の表彰台へ。今大会で多くのライダーが苦しめられた体調不良と時差ボケの影響を受けたライダーの一人。特設コースということで不安定な軟質路面は難易度高いコースでしたが予選レースから好調を維持。

足の骨折で半年以上の療養経て復帰したカワサキファクトリーのフェーブルが復帰2戦目で表彰台目前の総合4位。

【MXGP ポイントランキング】
1. Tim Gajser (SLO, HON), 535 points
2. Jorge Prado (ESP, GAS), 410
3. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 405
4. Maxime Renaux (FRA, YAM), 365
5. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 363
6. Ruben Fernandez (ESP, HON), 342
7. Pauls Jonass (LAT, HUS), 278
8. Brian Bogers (NED, HUS), 263
9. Calvin Vlaanderen (NED, YAM), 239
10. Jeremy Van Horebeek (BEL, BET), 229

ガイザーのポイントリードはシリーズ中盤にして「125点差」の大量リードへ。インドネシアで体調不良に見舞われたシーワーを抜いてプラドがランキング2位浮上。

【MX2 総合結果】
1. Tom Vialle (FRA, KTM), 1-1.
2. Simon Längenfelder (GER, GAS), 3-2.
3. Thibault Benistant (FRA, YAM), 4-3.
4. Jago Geerts (BEL, YAM), 2-5.
5. Andrea Adamo (ITA, GAS), 7-4.
6. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 5-7.
7. Stephen Rubini (FRA, HON), 6-8.
8. Kay Karssemakers (NED, KTM), 9-6.
9. Delvintor Alfarizi (INA, HON), 10-9.
10. Ananda rigi Aditya (INA, HUS), 13-10.

前戦でマシントラブルによるリタイアを喫したビアルが、今季7度目の総合優勝をピンピン完全優勝で達成（総合表彰台登壇10度目、レース勝利12回）。ホールショットから独走勝利のレース1、ミスでコースアウトし首位を明け渡すも再び首位浮上からの勝利となったレース2とコンスタントな強さを披露（コースアウト時にコースマーシャルを轢いてしまうアクシデントも）。今大会の完全勝利でポイントリーダー再浮上。総合2位は、シリーズ中盤で再び好調の波に乗るGASGASファクトリーのランゲンフェルダー。レース2では転倒で首位陥落するもこのレースのベストラップを記録する好調ぶり。総合3位には前戦でキャリア初総合優勝達成したベニスタントが2戦連続表彰台登壇（総合表彰台4度目）。難しい路面コンディションに苦戦し、リズムを掴めなかったと語しましたが、レース2前のリアサスペンション仕様変更で3位入賞。

【MX2 ポイントランキング】
1. Tom Vialle (FRA, KTM), 502 points
2. Jago Geerts (BEL, YAM), 498
3. Simon Längenfelder (GER, GAS), 395
4. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 356
5. Mikkel Haarup (DEN, KAW), 332
6. Andrea Adamo (ITA, GAS), 314
7. Thibault Benistant (FRA, YAM), 304
8. Stephen Rubini (FRA, HON), 277
9. Isak Gifting (SWE, KTM), 255
10. Kay de Wolf (NED, HUS), 244