ネイションズドキュメンタリー|アメリカ代表『2019 United by Power』Ep. 1
FIM国別対抗世界選手権「2019 モトクロス・オブ・ネイションズ」アメリカ代表チームに密着したドキュメンタリーシリーズ『United by Power』が今年もスタート。
2011年以来、ネイションズ優勝から遠ざかっている… モトクロス最強国アメリカ。今年度大会代表エースライダーのアンダーソンは、AMAモトクロスシリーズ終了後の9月上旬から渡欧し、後にオズボーンも合流。アメリカチーム苦戦が予想されるサンドコースで調整を続けているところにMX2クラス担当のクーパーが遂に合流。メーカーの壁を越えた合同練習がスタートです。エンジョイ!
【アメリカ代表チーム】
- MXGP – ジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)450MXランキング4位
- MX2 – ジャスティン・クーパー(ヤマハ)250MXランキング3位
- OPEN – ザック・オズボーン(ハスクバーナ)450MXランキング5位
「Bチーム」と厳しいレースファンから揶揄するコメントもありますが、3名共にネイションズ参戦意向強かったライダー達。実績・経験からして決してBチームだとは言い切れないでしょう。アンダーソンとオズボーンは負傷欠場明けということもあり、他のトップライダーよりもAMA過密スケジュールの疲労は少ないという見方も出来ます。若く勝利に貪欲なクーパーは好スタートと勝負強さを武器に活躍が期待されます。
MXGPクラスは2度目の代表選出、アンダーソン。2016年大会では、ジェフリー・ハーリングスとのバトルを制しての勝利とフィニッシュ直後の不運なクラッシュは世界のレースファンに強く記憶に残っています。
MX2クラスは、2年前のユナディラでプロデビューを果たしたジャスティン・クーパー。2年後の同大会でアメリカ代表選出というサクセスストーリー。現在のAMAモトクロス250MXクラスで最も「走るマシン」と称されるスターレーシングヤマハによるチューンが話題のYZ250Fでの活躍が期待されます。
MXGPシリーズ参戦経験豊富なザック・オズボーンがOPENクラス担当。2度目の参戦へ。ネイションズ参戦意向がかねてより強いライダー。
モトゴシップ|2019 モトクロス・オブ・ネイションズ「アメリカ代表」発表