【全日本MX最終戦カウントダウン】豪華海外勢紹介企画 MXGP新王者ロマン・フェーブル

by SetagayaRacing · Published 2015-10-18 · Updated 2015-12-15

さぁ、ネイションズもレッドブルストレートリズム、モンスターエナジーカップも終わったということで、次の注目ビッグイベントは、10月24, 25日に宮城県スポーツランドSUGOで開催される全日本モトクロス選手権最終戦 MFJ GPです！

ニューモトでは、最終戦に参戦の豪華海外勢を毎日紹介。初回はこの人、MXGPチャンピオンロマン・フェーブル（ヤマハ）。

2015 FIM MXGP Rd.16 オランダGP アッセンでシリーズ残り2戦を残して、ヤマハファクトリーのフランス人ライダー、R・フェーブルがMXGPクラス参戦初年度のルーキーとしてチャンピオン獲得！　このクラスのルーキーチャンピオンは、2009年のカイローリ（当時ヤマハ）以来でヤマハとしても2009年以来の6年振りのタイトルとなりました。

フェーブルは、昨年まではMX2クラスにハスクバーナで参戦し、シーズン途中に負傷もありながらランキング3位。本人の希望としては、今シーズンもMX2 クラスに残留しタイトルを狙いたかったそうですが、レギュレーションのMX2参戦年齢制限もあり、MXGPクラスにステップアップ。それと同時にヤマハファクトリー入りを果たします。

因みに年齢制限レギュレーションでのステップアップの為、MXGPチームとの交渉が難航していた時期もあったそうで、良い契約が無ければ過去にレース参戦の経験豊富なモタードへの転身も考えていたそうです。

ビロポート、デサール、ナグル、カイローリ、ストライボス、チームメイトのファンホルベークとタイトル争い常連メンバーが怪我で戦線離脱という過去に例を見ない波乱のシリーズ、ルーキーのフェーブルは自身の安定したリザルトに加えて、ここ一番でのスピードもあり、シリーズ中盤で地元フランスでの総合初優勝を果たすと勝星を量産。一気にポイントリーダーに上り詰め、後続のポーラン、ボブリシェフ、シンプソンの追撃を許さず、23歳の若きMXGPチャンピオンが誕生することに。

その後のMXGP最終戦 USGP、モトクロスオブネイションズでの大活躍もあり、一気に世界のモトクロスシーン注目の的に。今まさに最も注目しておくべきライダーです。そのフェーブルが全日本に参戦するなんて！

10月24, 25日は是非ともスポーツランドSUGOでの全日本MX最終戦、観戦に行きましょう！