モトゴシップ|AMA参戦「2020 Team Honda HRC」チーム体制発表

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AMA参戦のホンダファクトリー「Team Honda HRC」2020年体制が発表されました。エースライダーのケン・ロクスンは下記にシェアした通り、既に来季以降の契約更新はアナウンス済。今季までホンダファクトリー所属コール・シーリーの引退もあり、ロクスンのチームメイトとして来季のセカンドシートの行方が話題に上がっていました。

 

モトゴシップ|ケン・ロクスン「契約更新」AMAホンダファクトリー

 

【2020 Team Honda HRC】

 

イレギュラーな体制となりますが、AMAスーパークロスシリーズは、ベテラン35歳のジャスティン・ブレイトンを起用(AMAモトクロス参戦なし)。AMAモトクロスシリーズからは、ブレイトンと入れ替わる形で、250クラスからステップアップを果たすチェイス・セクストンが加入。

 

2021年からは、ロクスンとセクストンという2名体制へ。セクストンのホンダファクトリーとの契約は、2023年までの大型契約というサプライズ! 2020年AMAスーパークロスシリーズには、今季同様にガイコホンダから250SXクラスに参戦。イーストシリーズでのタイトル防衛はせずにウエストシリーズ参戦予定で、450SXクラスへのスポット参戦のプランも存在。

 

シーズン途中で負傷代役ライダー起用等の事情によりライダーが入れ替わることはありましたが、正式なチーム体制としてアナウンスされるのはレアケースと言えるでしょう。

 

 

背景のひとつとして、今季AMAスーパークロス250SXイースト王者に輝いたチェイス・セクストンの250SXタイトル獲得時点で、450クラスのファクトリー契約が約束される契約内容や協定があったのでは? との噂は存在していました。

 

現在のAMAスーパークロス250SXのレギュレーションでは(変更多いのですが…)、タイトル獲得後に250SXのクラスに参戦出来るのは「1年のみ」で450SXクラスにステップアップしなければならないというものがあります。モトゴシップ的には、オースティン・フォークナーの負傷欠場により、ある意味「棚ぼた」的にプロ初優勝&初タイトルまで獲得した経緯もあり、セクストンとしてはフル参戦での来季450ステップアップは時期尚早という考えがあるとかないとか…。とはいえ、450得意と公言してきたセクストン。そのライディングからも450との好相性はうかがい知ることが出来ます。

 

 

ブレイトンは、2012年にもホンダファクトリーに所属。2018年には、AMAスーパークロス初優勝を33歳という最年長記録更新で果たしています。ここ数シーズンは、スーパークロスのみの参戦が続いており、今回のイレギュラーなチーム体制には最適な人材でしょう。なお、ブレイトンには来季限りでの引退説も…。

 

セクストンですが、エースライダーのロクスンとはトレーニングパートナーの間柄。将来的なホンダの顔としてこれまで以上に注目していきたいライダーです。

 

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