モトゴシップ|ディーン・ウィルソン「代役加入」ハスクバーナファクトリー

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開幕からサプライズ&ドラマの連続でいつにも増して注目集めている今季AMAスーパークロスを盛り上げてくれているライダーの一人でプライベーターのディーン・ウィルソン。父親が運転手を努め、現在会社員の元メカニックが現場復帰等の協力で個人チーム(ファクトリーサポート有)から参戦ということも話題を集めていました。

 

そのウィルソンが、シーズン途中の第6戦 ミネアポリスSXから、ハスクバーナファクトリー加入が発表。残りのAMAスーパークロスシリーズ全戦をファクトリーチームから参戦決定!

 

 

過去2シーズンをハスクバーナファクトリーに所属していたウィルソン。今季もチーム残留の可能性が模索されていましたが、残念ながら再契約はなし。個人スポンサーとなったロックスターエナジーの強いすすめ(ファクトリーチーム代役起用の可能性)により、乗りなれたハスクバーナのマシンを駆り、プライベーターとして参戦へ。

 

今季ハスクバーナファクトリーは、開幕直前に450ルーキーのザック・オズボーンが負傷。開幕から欠場が続き、ディフェンディングチャンピオンのジェイソン・アンダーソンは腕を骨折し、シーズン離脱。現在、450クラスライダー全滅状態…

 

 

オズボーン負傷時にもウィルソンには、ファクトリー入りのオファーがありましたが、オズボーン復帰までの期間限定ということと、個人チームスポンサーの立場を優先し、断っていました。

 

しかし、その後のアンダーソン負傷、シリーズ離脱で状況は変わり、モトゴシップ的にはウィルソンのハスクバーナファクトリー代役加入は時間の問題と囁かれていました。早ければ第4戦オークランドSXからでは? という噂もありましたが、西海岸連戦が一旦終了した、第6戦 ミネアポリスSXからのタイミングということに。

 

尚、ミネアポリスSXでの450SXデビューが予定されていたオズボーンですが、負傷からの復帰後の調整不足でデビュー遅れる可能性もあるとか… 果たして?

 

 

SNS上のコメントでは、個人チームスポンサーや支援グッズ購入してくれたファン等への感謝と、決断の背景にはサポートする家族やスタッフの負担、特に父親の苦労の大きさがあったことを述べました。ほぼ毎週連戦の過酷なAMAスーパークロスシリーズ、個人チームの負担の大きさは計り知れません。

 

第5戦終了時、ポイントリーダーのイーライ・トマック(カワサキ)から、26点差のランキング5位タイ(最上位開幕戦の4位)につけるウィルソン。今回の契約はAMAスーパークロスシリーズのみですが、アンダーソンの回復状況や他チームの状況次第では、5月開幕のAMAモトクロスシリーズに向けて再びウィルソンの動向が話題となる可能性もあり〼

 

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Simon Cudby


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